Google、『AdWords』の広告掲載サイト指定機能を正式に提供開始一部広告主の協力によるテスト期間を経て、検索最大手 Google (NASDAQ:GOOG) は16日、広告表示サイトを広告主が指定できる『AdWords』のサイトターゲット機能について、すべての AdWords 広告主に提供を開始したと発表した。
Google の AdWords 公式 Blog『Inside AdWords』では、次のように記している。「これからは、広告を露出させたい特定のコンテンツサイトを指定できる。そのため、該当の広告に興味を示す可能性の高い個人に対し、的確に接触できるようになる」 このサイトターゲット機能は、4月から一部の広告主を対象としてベータテストを行なっていたものだ。現在は AdWords を契約しているすべての広告主に向けて、提供が始まっている。 サイトターゲット広告では CPM (広告表示1000回あたりの料金) 形式で課金するが、特定の金額に固定するのではなく、上限額を設定する入札形式を用いる。広告掲載時に、サイトを指定した広告を表示するか、キーワードのみ指定した通常の AdWords 広告 (CPC すなわちクリック単位で課金) を表示するか、アルゴリズムで機械的に判断する。表示順位は、通常の AdWords 広告の場合、入札した CPC 価格とクリックスルー率で決まるが、掲載サイトを指定した場合は、入札した CPM 価格のみで決まる。 サイトターゲット広告機能では、これまで AdWords で提供してきた通常のテキストや静止画像形式に加えて、アニメーション GIF 形式の広告を掲載できるようになった。同社は昨年末から、アニメーション広告のテストを行なっていた。 従来 AdWords 広告は、ダイレクトレスポンス広告、すなわち具体的な製品やサービスを販売するための広告として利用する例が一般的だった。しかし、サイトターゲット機能には、AdWords により多くのブランド広告主を惹きつけようという意図が見てとれる。ただその一方、Google が思惑通りにブランド広告主を検索エンジン広告の世界に引き込むには、越えるべき障害がほかにもあるとの声が、業界では多い。 関連記事 最新トップニュース
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