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2005年6月29日 13:00
Google、3次元地図表示と地域情報検索の連動サービスを開始Google は28日、3次元地図 (地表写真) 表示と地域情報検索を組み合わせた新サービス『Google Earth』を開始した。
Google Earth は有料サービスと無料サービスに分かれている。利用にあたっては無料のクライアントツールをダウンロードする必要がある。同ツールでは世界各地の衛星写真を地形に合わせて表示でき、米国の主要都市など一部地域については、建築物を立体表示できる。もちろん、斜め視点による表示が可能だ。 クライアントツールは現在『Windows』版しかないが、Google によると『Mac OS』版も準備を進めているという。 写真画像データは複数の情報ソースから取得している模様で、表示地域や表示高度の違いで、ソースが切り替わる様子が判る。これまでに登場した同種の無料サービスや無料ツールと異なり、米国以外の地域でも、多くの場所で車両を識別できるほど高い解像度の写真 (車が渋滞しているお台場の様子など) を表示する。表示地点を切り替える際に、一旦視点高度を上げて移動し再び視点高度を下げるといった、演出的な要素も備えている。 このサービスは、Google が昨年10月に買収して子会社化した Keyhole の技術に基づくもので、当初 Keyhole の有料会員を対象に試験運用を行なっていた。 Google は Keyhole のマッピング技術に地域検索技術を統合し、表示地域に関連する施設や地域情報を検索できるようにした。ユーザーインターフェース上には検索ボックスがあり、表示地域を設定するための検索、表示地域内や近隣施設などの情報検索、道順案内検索が可能だ。また、検索インターフェースを使わなくとも、「Layers」という施設選択リストを使って、「学校」「公園」「レストラン」「喫茶店」など種類別に表示地域の施設を表示することも可能だ。さらに道順表示の際には、3次元空間を飛び回るようなアニメーション表示ができる。 ある地域を表示している状態で、地域情報検索ボックスに施設種別を入力したり、施設選択リストから表示項目を選択すると、地図上に所在を示すアイコンが現われる。そのアイコンをクリックすると、該当する施設の住所や電話番号などの基本情報と、『Google Local』による検索を行なうリンクを表示する。 クライアントツール上で得た結果は、アプリケーションウィンドウ内の「My Places」フォルダに格納しておき、再び呼び出すことができる。またその結果を、ファイルに保存したりメールで送信することによって、共有することも可能だ。例えば、旅行を計画している場合、空港からホテルまでの道順案内情報と、その地域にある良さそうなレストランのリストを保存できる。 Google Earth には、無料版のほか2つの有料版がある。 『Google Earth Plus』 は年間20ドルで使用でき、GPS 機器との連携、表計算ソフトなどで用いる CSV 形式の住所情報読み込み、地図上へのメモ記入といった機能を備える。また、業務用途や商業利用向けの『Google Earth Pro』は年間400ドルで提供しており、別途有料オプションとして高解像度印刷や動画作成機能などが利用できる。 また自社でデータを運用する顧客向けに、『Google Earth Enterprise』というサービスもある。 Keyhole のゼネラルマネージャ John Hanke 氏によると、Google Earth の無料版では、いずれ広告を掲載するだろうという。「広告掲載は計画していたことの1つだが、今のところ実施していない。広告を掲載するならば、有用で不快感を与えないという Google の理念に沿ったものでなければならない」と同氏は述べた。
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