Google、またも不正クリック被害集団訴訟の被告に不正クリック被害の調査および防御に関する技術/サービスを提供している会社 Click Defense が、Google を相手取って集団訴訟を起こした。カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所に提出した訴状によると、Google は不正クリックの存在を知りながら放置して広告主に対する義務を怠たり、契約に違反したという。
不正クリックに関する集団訴訟は、今年4月から2件目だ。最初の訴訟は今年4月、贈答品販売の Lane’s Gifts and Collectibles と私立探偵会社の Caulfield Investigations が原告代表となり、アーカンソー州の裁判所に提訴したものだった。同訴訟の被告側には Google、Yahoo!、Lycos、AskJeeves、FindWhat.com (その後 MIVA, Inc. に改称)、Buena Vista Internet Group、LookSmart、America Online (AOL)、Netscape、Time Warner の名があがっている。 Click Defense の訴えによると、Google はその『AdWords』広告プログラムについて適切な監視を怠たり、過剰な広告料金を得るとともに、不正な商取引を行なっているという。Click Defense は、こうした行為が広告主との契約違反にあたるとして、Google を非難している。 Google から正式なコメントは得られなかったが、同社広報担当は、「今回の訴訟には訴えの利益がない。わが社は、訴えに対して精力的に対抗してゆく」と述べた。なお、Click Defense とは連絡がとれなかった。 不正クリック被害というのは、料金システムとしてペイパークリック (PPC) 方式を用いる広告を行なった際、実質性のないクリックにより、過剰な広告料金が発生することを指すもので、このところ業界内で大きな問題になっている。検索エンジンマーケティング (SEM) 業界団体 Search Engine Marketing Professionals Organization (SEMPO) が最近行なった調査によると、広告主の45%が「大がかりな追跡調査をしたわけではないが、不正クリック被害が心配」と回答している。「それほど心配していない」の回答は26%だった。「追跡調査の結果、不正クリック被害が重大な問題であることが判明した」との回答は、6%に過ぎない。 Click Defense はこの訴訟で、Google に対し、広告料金の返還および500万ドルの損害賠償を求めている。 関連記事 最新トップニュース
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