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Webマーケティング2005年8月10日 09:00

基本を忘れている!

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法人が発行するメルマガは、基本を忘れている場合が多い。 忘れていると言うか、分かっていないと言ったほうがいいだろう。

◆読者は、 メールとメルマガの区別を意識していない場合が多い。

メルマガは、メールマガジンの略だ。 メールマガジンは、メールという媒体属性を持ったマガジンなのだ。

メールは、メルマガと違って One-to-One でやり取りがされる。 メルマガは、 One-to-Many で配信される。 だが、受け取る人は、送信者一人からメールを受け取っていると思っている。

メールもメルマガも基本はメール。 メールの属性は、メルマガの属性だ。 この基本的な要素を理解していない法人発行のメルマガが多い。

One-to-One のメールのやり取りは、 「第一人称でのメールのやり取り」である。 メルマガ発行者の鈴木さんから読者の吉沢さんとのメールのやり取りである。

◆読者は、メルマガ発行者の名前と顔を知ることでメールの相手を認識する。

この基本的な要素が、メールとメルマガの要素である。 このポイントが、 法人が発行するメルマガに欠けている場合が多いのだ。

なぜか?

【理由−1】

官僚的なものの考え方でメルマガの編集方針を継承し、 この疑問に耳を傾けようとしない。 つまり、最初に使った「xxxx事務局」と言う名前を第一人称の名前に代えるリスクを取れないでいるのだ。

Web サイトにリニューアルがあるように、 メルマガにもリニューアルがある。 少なくとも、リニューアル時に「xxxx事務局」と「メルマガ担当の鈴木愛子」の違いを検証してみてはどうだろうか。

インターネットの良さは、仮説のテストが簡単にできる点だ。

【理由−2】

読者とコミュニケーションを取る意志がないメルマガで、 一方通行の情報を押し付けている。 この手のメルマガは、チラシメルマガと言われ、 名無しでメルマガが編集されている。 分かるのは会社名だけだ。

メルマガの名を借りたダイレクトメールだ。

どれだけの人が、この様なメルマガを One-to-One のメールとして受け入れるだろうか。

【理由−3】

会社から発行されるメルマガが、 メルマガ担当者の個人名で代表されるのはおかしいのではないか、 という20世紀的考え方がある。

21世紀の考え方は、 「期待すべき結果をもたらす方法を実践する!」である。

いい例に「松下電器メールマガジン」と「アントレ net メーリングサービス」がある。

「○○様 こんにちは。松下電器のXXです。」、 「アントレnet編集部 ○○です。」で始まっている。 この始まりがなく、 メルマガのリード文に入る法人メルマガがどれほど多くあるか分からない。

リクルートと松下電器の回復は、 21世紀の考え方を取り入れた「期待すべき結果をもたらす方法を実践する!」に言い表されるのではないだろうか。

リクルートと松下電器のメルマガから、 「第一人称の重要性」を学んでいただきたい。 (執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)


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