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ポッドキャストを簡単に作成できるツールやサービスが登場この1年の間に、Blog という情報発信手法は、ごく一部の新し物好きのものから、マスメディア全体に広がった。ポッドキャストも、この流れに乗ろうとしている。
ポッドキャストとは、Web コンテンツ配信技術として、Blog と共に一般的になった RSS フィードの音声版ともいうべきものだ。RSS のフレームワークを用いて、メディアファイルの URI を記述することで、音声コンテンツを提供できる。ポッドキャストの購読については、単にフィードを取得するだけなら、一般的な RSS リーダーソフトウェアでも可能だが、メディアファイルの取得や、パソコン上のメディア プレーヤーソフトウェアおよびポータブル オーディオ プレーヤー機器との連携まで行なうには、ポッドキャスト対応ソフトウェアが必要になる。 とはいえ、ポッドキャスト対応ソフトウェアはすでに多数存在し、Apple の『iTunes』のように、著名メディア プレーヤーが直接対応する例もあるなど、ポッドキャストを利用するという側面においては、環境が整っている。 逆に自らコンテンツを作成するという観点からみると、Blog の場合はすでに、複数の大手 Web 企業が、比較的使い勝手の良い Blog 作成ツールを無料で提供しており、そのおかげでいまや Web 利用の主流になっている。もちろんいずれのサービスでも、RSS や Atom フィードを手軽に生成できる。Blog 作成ツールおよびホスティング サービスとしては、Ask Jeeves の『Bloglines』、Google (NASDAQ:GOOG) の『Blogger』、Microsoft (NASDAQ:MSFT) の『MSN Spaces』、Yahoo! (NASDAQ:YHOO) の『Yahoo! 360°』、SixApart の『TypePad』などがある。 しかし、ポッドキャストを作成して提供するには、コンピュータのハードウェアやソフトウェアにあまり詳しくないユーザーにとって、いささか面倒な一連の技術的な知識が必要になるのが現状だ。ポッドキャストを提供するには、まず確実に音声を録音し、音声編集ソフトウェアを使って「番組」を作成し、さらにはポッドキャスト用にエンコードしてメディアファイルに変換した上で、Web ホストにアップロードしなければならない。 そこで、Blog 作成と同程度の手軽さでポッドキャストを作成できるようにしようと、2つの新しいツールおよびサービスが登場した。MixMeister Technology は先週、Microsoft の開発者向けイベント『Professional Developers Conference (PDC) 2005』で、音声の録音/調整/編集/エンコードができ、さらにポッドキャストとして公開できる、ビジュアル インターフェースのソフトウェア『Propaganda』を発表した。 Propaganda は、手持ちの音源を、MP3、WAV、WMA というファイル形式に録音/変換でき、ちょっとした音響効果ライブラリが付属する。作成したメディアファイルを Web で公開するため、RSS、XML、HTML の出力が可能で、「PUBLISH」ボタンをクリックすれば、メディアファイルを Web サイトにアップロードできる。対応 OS は『Windows XP』で価格は49.95ドルだ。 MixMeister は、Propaganda の新版を間もなく発売する見通しだ。新版では、セルフサービス型のメディア ホスティング サービス『liberated syndication』を、90日間無料で利用できる。liberated syndication のサービスは4種類あり、いずれも低価格で「数分もあればポッドキャストを公開できる」という。 ポッドキャスト関連のもう1つの新サービスは、Conference Calls Unlimited が提供するものだ。同社は電話会議や Web 会議のホスティング サービスを手がけてきたが、新たにポッドキャストのホスティング サービスを開始した。同サービスの内容は、最大3人の参加者に対して行なう電話会議の模様を録音して、ポッドキャストとして利用するもので、録音のみを行なうサービスの価格は、40ドルからとなっている。顧客は自分たちで録音物の公開を行なうか、Conference Calls Unlimited にポッドキャストのホスティング/運用を委託するか選択できる。 関連記事 最新トップニュース
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