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2005年9月27日 14:00
Microsoft、『MSN adCenter』の正式運用を開始Microsoft (NASDAQ:MSFT) は26日、同社インターネットサービス事業 MSN 独自の検索マーケティング プラットフォーム、『MSN adCenter』について、フランスとシンガポールで正式運用を開始したと発表した。利益の大きい検索マーケティング分野への参入を果たし、Google や Yahoo! の競合プラットフォームに対抗していく構えだ。
MSN adCenter の試験運用は3月に発表となり、すでに両国で始まっていた。MSN によると、同プラットフォームは競合各社よりも優れたさまざまな機能を備えているという。 MSN の製品マネージャ Karen Redetzki 氏は取材に対し、両国での試験運用は非常にうまくいったと述べた。米国での試験運用は10月に始まる予定で、内容は先のものと同様だが、いくつか新機能も追加するという。たとえば、ユーザーのサイコグラフィックデータ (ライフスタイルや行動様式、嗜好など、潜在顧客を分類する基準となる情報) を、オーディエンス情報に反映できるといった機能だ。 Redetzki 氏によると、米国での試験運用には、大小さまざまな規模の広告主からなる650の顧客が参加する予定だという。MSN adCenter のオーディエンス情報を使えば、広告主は地域/人口統計データを基に、広告対象を絞り込むことができる。 また、広告を常時掲載し続けるのでなく、効果の高い時間帯を絞り込み、その時間を狙って掲載することで広告の最適化を図ることが可能だ。 MSN adCenter はさらに、広告主のウェブサイトを分析して広告キーワードを提案したり、オーディエンス分析ツールを使って、特定のキーワードで検索を行なうユーザー層の絞り込みも行なう。 Redetzki 氏によれば、MSN adCenter では広告主がキャンペーンを始める前にオーディエンス情報を提供するため、必要に応じてキャンペーンを調整することが可能で、またキャンペーンで得たオーディエンス情報も次に生かせるという。 検索マーケティングのソリューションとして始まった MSN adCenter だが、Microsoft は今後、それ以外の展開も視野に入れているようだ。 「検索マーケティングの枠を超えれば、さらに素晴らしいものになるだろう。ほかにどんな展開が考えられるか、オーディエンス情報を別の分野でどのように活用できるか、たとえばテレビや電話など、オンライン以外の場所で広告主と顧客をいかに結びつけられるか (検討していきたい)」と、Redetzki 氏は述べている。 関連記事
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