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2005年10月20日 14:00

AOL、従業員700人以上を削減

著者Tim Grayオリジナル版を読む海外海外発
メディア複合企業 Time Warner (NYSE:TWX) のインターネット部門で、業績不振にあえぐ America Online (AOL) は19日、今週に入って700人を超える数の人員削減を行なったと明らかにした。削減数は、AOL 全従業員のおよそ4%に相当する。

AOL は、売上の多くを有料会員の支払う会費に頼ってきたものの、近年会員減が止まらず、ここ1年で広告売上の比重を高めるべく方針転換を図っている。また最近では、現状を打開するため、MicrosoftGoogle および Comcast など複数の大手インターネット関連企業と資本提携の道を探っていることでもメディアを賑わせた。今回明らかになった人員削減の対象は、主に会員向けサービス部門だ。AOL は今回のリストラにより、フロリダ州オーランドのコールセンターを閉鎖し、本社組織を含む米国内複数事業施設の従業員を削減した。

AOL の広報担当 Nicholas Graham 氏は取材に対し、次のように述べている。「今回のリストラおよび戦略転換により、当社は柔軟性と機敏性のほか、インターネットサービス市場における競争力を維持するための環境を改善し、オンラインにおける既存利用者の拡大と新規開拓が可能になる」

Graham 氏はさらに、今回の人員削減は現在取り組んでいるコスト削減措策の一環だと説明した。

前述した通り、AOL はこの1年、収入源の多様化を図ってきた。その1つが、右肩あがりで成長を続けるオンライン広告市場の活用だ。

ビジネスモデルを会費ベースから広告売上ベースに転換する上で、最も大きな取り組みと言えるのが、新ポータルサイト『AOL.com』だ。同サイトは6月にベータ版を開設し、8月から広告支援型の無料ポータルとして正式運営が始まった。

AOL は、AOL.com 開設後直ちに大型キャンペーンを行なって、トラフィックを確保しようというそぶりを見せていなかったが、今月10日になって全米規模のキャンペーン実施を発表している。

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