SEPATON、仮想テープライブラリの性能を強化情報のやり取りに関し、多数の企業が最も大きな関心をデータ保護に寄せる中、SEPATON が仮想テープライブラリ (VTL) アプライアンス製品の強化を行なった。
SEPATON は12月5日に開幕するイベント『Gartner 24th Annual Data Center Conference』で、自社製 VTL アプライアンス『S2100-ES2』の性能が倍増したことを発表する予定だ。 VTL は、ディスクを用いてテープ ストレージシステムの欠点を補うもので、テープ ストレージシステムの機能を備えつつ、より高速で中断なくデータをバックアップすることが可能だ。SEPATON の VTL アプライアンスは、占有容積を増やすことなく、ホストごとに個別ライブラリを作成し、ディスクでテープをエミュレートする。 SEPATON は、性能強化を果たせた要因として、同社の新技術『Scalable Replication Engine Technology』(SRE) を採用したためと述べた。SRE アーキテクチャにおいて各ノードは処理要素として働き、バックアップ環境とメモリ サブシステムに、2つの Fibre Channel パスを提供するという。 SRE アーキテクチャでは、バックアップおよび障害復旧処理がテープシステムより最大10倍高速になる。また SRE を利用すると、アプライアンス単位でサポートできるテープドライブ/ライブラリの数も増加する。 SRE により、アプライアンスあたり最大8ノードを構成することが可能で、スケーラビリティと性能は従来の S2100-ES2 に比べて2倍になると Sepaton は説明する。スケーラビリティを具体的な数字で示すと、データ転送速度が毎秒150MB から毎秒2400MB という幅広さを持つ。 データ量が指数的に増加している現在、溢れかえるデータの処理に企業は苦闘しているため、こうしたスケーラビリティの高さはきわめて重要だ。 VTL ソリューションについては、FalconStor Software、COPAN Systems、Neartek、Network Appliance なども提供しているが、Sepaton はソフトウェアによって差異化を図ろうとしている。 Sepaton のソフトウェアは、多種多様なテープライブラリをエミュレートし、既存のドライバ ソフトウェアやバックアップ アプリケーション、バックアップ ポリシー、バックアップ手続きなどに変更を加える必要がない。そのため、システム導入にかかる時間的コストや、管理コストを抑えることができる。 新 S2100-ES2 の価格は、ストレージ容量4.8テラバイトの最小構成で4万5000ドルを切る。SRE ノード8基構成の場合、価格は約78万ドルからで、ストレージ容量は最大80テラバイトまで拡張できる。新 S2100-ES2 の出荷は来月から開始する予定だ。 最新トップニュース
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