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マーケティング2006年2月6日 10:00
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消費者が拒絶しない広告は、スーパーボウル広告だけ?

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20060206/12.html
著者:David Miller
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広告なんて要らない。コンピュータからもテレビ画面からも広告は排除し、Eメールの広告もフィルタをかけて受け取らない。そして、コンテンツ利用にあたって広告なしのオプションがあれば、追加料金を払ってでもそれを選択する。これが、近年の消費者の傾向だ。しかしそれも、1年のうち364日の話で、スーパーボウルの開催日だけは話が違う。この日ばかりは、広告に世間の注目が集まり、広告主にとっては檜舞台になる。

オンラインマーケティング調査会社 InsightExpress が行なった調査によれば、全米フットボールリーグ2005-2006年シーズンの総決算『Super Bowl XL』(第40回スーパーボウル) の視聴者数は、1億3000万人に及ぶ見通しで、その半数が広告を見るためだけにチャンネルを合わせるという。軽い食事をとったり、トイレに行くのは、むしろ試合中だ。

スーパーボウルの開催日は、1年で唯一誰もが広告を楽しんでくれる日だ。企業はこの機会を活かすため、視聴者がスーパーボウル専用の特設広告 Web サイトにアクセスしたり、夢中になって『iPod』や携帯電話に広告をダウンロードするよう、大金を投じている。

第40回スーパーボウルで、30秒のテレビ CM 1本の放映料は、250万ドルという大金だ。企業は当然、この250万ドルの投資から最大の利益を得なければならないと考える。その1つの方法が、広告メッセージの続きを伝え、さらに展開できる Web サイトに視聴者を誘導することだ。

ニューメディア広告コンサルティング会社 W2 Group の CEO、Larry Weber 氏は取材に対し、「今年の場合、テレビ広告の大部分が、オンラインの訪問先 (Web サイト) を示すことになる」と語った。

一部の広告主は、テレビ CM のディレクターズカット版やスクリーンセーバーなど、ダウンロード配布するコンテンツを用意して、視聴者をオンラインに誘導する。これは、もし広告が気に入れば、視聴者はもっと見たいと思い、Web サイトにアクセスした上で、自ら進んでよりマーケティング色の強い広告メッセージを受け取り、その気になるだろうとの想定に基づいている。

清涼飲料メーカー Pepsi のスーパーボウル連動広告サイト『Brown and Bubbly』は、スーパーボウル直前に本運用が始まり、最新のヒップホップ ミュージシャンを取り上げる。同社のテレビ CM の方は、ブラックミュージックの大物 P. Diddy 氏やアクションスターの Jackie Chan 氏、そして俳優の Jay Mohr 氏が出演し、缶入り『Diet Pepsi』を勧めて消費者の心を確実に捉えようという趣向だ。

昨年のスーパーボウル広告でチンパンジーを使い話題を集めた CareerBuilder.com は、今年もオフィスで働く猿をより多く出演させ、人気獲得を狙う。同社はまた、Web サイトでもチンパンジーを使ったコンテンツを提供する。CareerBuilder.com は今年のスーパーボウルに広告を出す、唯一のドットコム企業だ。
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