![]() ![]() ![]() ![]() Google、『Desktop 3』のセキュリティ上のリスクを認めるこの記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20060222/12.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
Google が、先ごろベータテストを開始した無料デスクトップ検索ツール新版『Google Desktop 3』の『Search Across Computers』機能について、専門家から指摘を受けていたとおり、同機能が企業にセキュリティ上の懸念をもたらす可能性のあることを認めた。
調査会社 Gartner はレポートの中で、Search Across Computers 機能の一環として Google のサーバーにデータを保存すると、「多くの企業に容認しがたいセキュリティ上のリスクをもたらす」と指摘していた。 Search Across Computers は、Google Desktop 3 ベータ版から加わった機能で、複数のパソコンを常用するユーザーのために、複数パソコン間をまたいでファイルや Web キャッシュを検索できるようにするものだ。 Google はこうした検索を可能にするため、ユーザーのコンピュータから自社サーバーへ自動的にデータを転送している。 Gartner は企業に対して、企業向け検索ツール『Google Desktop for Enterprise』へ移行し、「ただちに問題の機能を使用中止する」よう勧告している。同社は Web に公開した調査レポートの中で、企業データを単に社外へ移すだけでも、セキュリティ上の障害になると指摘している。 Google はこうしたセキュリティ上の疑問に対し、データは暗号化を施し、保存期間を30日に限定しているうえ、どのデータを Google のサーバーに保存するかはユーザー自身が決定できると回答している。 Google の広報は取材に対し、Google Desktop 3 で使用している暗号化レベルは、Web ベースの Eメールのセキュリティレベルと同等のものだと述べた。同社は Google Desktop 3 の開発に際し、「プライバシーに非常に配慮した」という。 企業と一般消費者ではニーズが異なることから、Google Desktop for Enterprise は、一般消費者向けの Google Desktop とは違っていると広報は述べ、Google Desktop 3 の企業向け版では問題の機能に手を加える可能性を示唆した。 市民の自由擁護団体、電子フロンティア財団 (EFF) のスタッフ弁護士 Kevin Bankston 氏は、Google のこうした姿勢について、消費者のプライバシーへの配慮が抜け落ちているようだと話す。「企業と同じく、消費者もプライベートなデータを保存している」と Bankston 氏は取材に対して語った。 Google Desktop から「(Search Across Computers 機能を) 削除してもらいたい」と Bankston 氏は述べている。あるいは、データを暗号化し、消費者のみに鍵を提供するという方法もある。現状では、召喚状1枚でデータの内容が見られてしまうおそれがある、と Bankston 氏は語った。
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