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Microsoft のオンラインサービス、広告表示試験を開始Microsoft (NASDAQ:MSFT) は15日、『Microsoft Office Live』『Windows Live Mail』『MSN Spaces』への広告表示を、試験的に開始した。広告市場で Google (NASDAQ:GOOG) に対抗する足場固めとなりそうな動きだ。
広告の試験表示について Microsoft は、「Web ホスティング」「Eメール」「Web サービス」など、無料ないし低価格の多様なオンラインサービスを消費者に提供するための収入確保に役立つ、と述べている。 同社は、オーストラリアおよびイタリアの MSN Spaces に広告表示を行なうという。そして、Eメール サービス Windows Live Mail については、オーストラリア/ブラジル/カナダ/中国/フランス/ドイツ/イタリア/スペイン/イギリス/米国の9か国で、広告表示をテストする。Windows Live Mail は、さまざまな個人向けインターネットサービスとソフトウェアを Web アプリケーションとして提供する『Windows Live』の一部だ。 Windows Live Mail は、ライバル Google の『Gmail』と同様、Ajax (非同期/JavaScript/XML の合成語) を使って構築した Eメールサービスで、消費者は無料で利用できる。ただし、広告主は広告料を払わねばならない。したがって、広告主はまもなく、どちらか一方を選択せざるをえないだろう。 Microsoft Office Live への広告掲載は、米国でテスト中だ。Microsoft の広報担当 Karen Redetzki 氏によると、この広告枠は販売開始とともに売り切れたという。 広告枠の人気について、「まるでロックコンサートのチケットの取り合いのようだった」と Redetzki 氏は述べた。 この広告枠を獲得した企業には、Coca-Cola Brazil、JCPenney、Monster Worldwide などが名を連ねている。 Microsoft Office Live は、Microsoft が市場で圧倒的優位を誇る生産性ソフトウェアおよびその他の機能性を、中小企業向けに Web アプリケーションとして提供するサービスだ。従業員が10名未満と少なく IT 専任スタッフを置く余裕のない中小企業で、IT スタッフを雇わずにすむよう、各種オンラインサービスを提供している。1か月前にベータ版を開始したばかりだ。 この Microsoft Office Live には、3種類のパッケージがある。そのうち、『Microsoft Office Live Collaboration』(すでに Web サイトを持っているような小規模企業向け) と、『Microsoft Office Live Essentials』(3つの中で最も包括的なパッケージ) は有料だ。これに対し、広告付きで無料となるサービスをまとめた『Microsoft Office Live Basics』は、Google への対抗策となる公算が最も高い。 広告売上獲得に向けた試験的移行は、Microsoft にとってさほど重要な意味を持つように見えない。しかし、同社のこうした動きは、IT 業界全体に震動を与えている。なぜなら、Microsoft が検索最大手の Google と直接対決することを意味するからだ。 Redetzki 氏は、Microsoft がついに Google と同じリングで戦おうとしていることを認め、次のように述べた。 「わが社は、Google を含めて、強敵が存在することを承知している。しかし同時に、わが社には、他社と差異化できる要因があることも知っている。わが社関連 Web サイトがすでに獲得ずみのオーディエンスが存在し、今後誘導できるオーディエンスも存在する。したがって、わが社は (Web 上) 最大の広告オーディエンスならびに最高のサービスを提供できると確信している」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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