Webマーケティング 2006年4月19日 09:00

カスタマーサポートと読者を喜ばせるメール

著者: 吉田憲人
2006年4月19日 09:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

カスタマサポートの対応分野が電話、ファックスから Web、 メールまで広がってきている。 多くの企業が、数年前までは、 送信したメルマガの返信メールの受付をコールセンターに誘導していた。

最近は、 メールでも対応できる CRM システムが企業に導入され始め、 メールはメールで応答できるようになってきた。

ただ、ひとつの問題がまだ解決されていない。

■問合せメールへの応答時間

メールで問合せができるようになると、 読者は気楽に問合せをし始める。 同時に、返信メールを早くもらえるものと勝手に思い始める。 企業のカスタマーサービス競争の中で顧客を満足させ、 どれだけ不快な印象をなくすかが課題になっている。

どれだけ早く、顧客にいい印象を与える返信メールを出せるかが、 今問われ始めている。

メルマガを使って情報発信をしている企業であればあるほど、 メールでの問合せ対応に工夫が求められる。 問合せメールに対してすぐに、 何らかの返信メールを出す方法がある。

決まりきった内容の自動応答メールを送り主に返すことだ。 取り合えず、 相手に問合せメールを受信したことを伝え、 何らかの返答をする旨を伝える役割を持つメールだ。

この自動応答メールを受信した顧客の印象は、どうだろうか。 問合せに対する回答が書かれていないメールであるので、 期待を裏切られたと思う人が少なからずいるだろう。 印象は、必ずしもいいとは言えない。

■顧客を喜ばせる仕掛け

結果として、顧客を待たせることになるので、 待っている顧客を楽しませる仕掛けを自動応答メールに作り込むことで、 顧客の不快な印象を和らげることができないだろうか。

米国のEメールマーケティングの業界では、こんな工夫をしている。

メルマガを登録した読者に対し、 「Thank you for subscribing our newsletter」メールを配信する。 そのメールの中に読者が喜ぶだろうと思われるプレゼント、ゲーム、壁紙、 無料ダウンロード White Paper などを提供するリンクを記載している。

カスタマーサポートが自動応答メールで返信するメール文に、 同じようなコンセプトのプラスワン要素を添えたらどうだろうか。 例えば、 無料動画が見られる URL を記載して、 待たせている間に観賞してもらうのは可能ではないか。

無料動画を提供しているポータルなどと協業すれば、 コストも安くなるだろう。 顧客が待っている間に楽しめるプラスワン要素を提供するだけで、 顧客の印象がよくなるのは確かだ。

私は、そんなカスタマーサポートのメールを受け取ってみたい。 (執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

記事提供: 失敗しないEメールマーケティング


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