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2006年4月27日 14:50

Google の検索結果、他の検索エンジンよりも適切?

Google は、単にトラフィックと利用が最も多い検索エンジンというだけでなく、検索結果の適切さも一番のようだ。

このことは、トロントで開かれた『Search Engine Strategies 2006』(4月25日-26日) のパネルディスカッションで、パネリストの1人が明らかにした。それによると、ユーザーは Google が他の検索エンジンよりも適切な検索結果を提供していると感じているという。Search Engine Strategies は、検索エンジンマーケティングと検索エンジン最適化に関する主要イベントだ。

パネルディスカッションは、検索エンジンマーケティング会社 Enquiro の社長兼 CEO (最高経営責任者) Gord Hotchkiss 氏が、「黄金の三角形」研究の最新結果を発表する形で口火を切った。

この黄金の三角形とは、検索結果ページ上で多くのユーザーの視線を「捕らえる」三角形の範囲を指す。ユーザーの視線は、ページ左上を頂点とした三角形の範囲で動くことが多い。

Hotchkiss 氏が示した新しい研究データによると、黄金の三角形は Google に限ったものではない。MSNYahoo! の検索結果ページでも同じことが見られるという。

だが、MSN と Yahoo! の検索結果ページ上の黄金の三角形は、Google に比べると面積が広いようだ。このことは、検索結果の適切と感じてもらうために不利かもしれない。

Hotchkiss 氏は、満員の観衆に次のように語った。「(検索結果ページでは最も適切と目される) 1件が最初の一目で分かるよう、目立たねばならない。しかし、MSN と Yahoo! の検索結果ページでは、そうなっておらず、情報が散らばっている。そのため、ユーザーは求める情報を見つけ出すために、ページのあちこちを探し回らねばならない」

ちなみに、「Search Engine Strategies」をキーワードとして、3つの検索エンジンを調べてみると、Google では検索結果ページの冒頭に同イベントの情報が「www.searchenginestrategies.com」という URL 付きで出る。それに対して、MSN および Yahoo! の検索結果ページでは、アルゴリズム検索結果の上部に、広告リンクや自社サービスリンクが現われることが分かる。ただし、Google も自社サービスリンクを出すことがあることも確かだ。

いずれにせよ、検索ユーザーは、あちこち探し回ることなど望んでいない。

Hotchkiss 氏は、理想的なユーザー体験について、探している情報が、いつも検索結果ページ上部の一番目立つ場所で見つかる状態だと述べた。

視線の動きに関して調べた Hotchkiss 氏の研究結果から見ると、Google は、MSN や Yahoo! よりも、理想に近いユーザー体験を提供していることなる。

ただし、このことは、Google の検索結果が内容的に必ずしも MSN や Yahoo! よりも適切だと意味するわけではない。Google の検索結果の方が適切、とユーザーに「知覚されている」に過ぎない。

なお、このパネルディスカッションでは、Keynote Systems の Lance Jone 氏が、Google についてもう1つ興味深い研究結果を発表した。それによると、Google のロゴやマークの入った同社 Web サイトで検索した場合と、同社の検索エンジンを使っていてもそのロゴやマークの入っていない Web サイトで検索した場合では、検索結果が全く同じであっても、ユーザーの満足度は前者の方が高かったという。

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