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2006年5月2日 09:00

40%成長、情報産業の1〜2月固定資産投資が急伸

2006年1〜2月、中国の電子情報産業の固定資産投資は大規模な新規プロジェクトの発足などもあって大幅に増加した。投資額が前年同期比100%以上になった業種もある。2005年通年ではマイナス成長だった電子デバイス製造業も1〜2月期はプラス成長に転じ、回復の兆しをみせている。

情報産業全体の固定資産投資額は同39.5%増の168億6,000万元。この伸びは前年同期と比べて1.6ポイント高く、中国の製造業全体の固定資産投資額の伸びと比べると4.1ポイント高い。2005年通年の伸び率21.7%と比べれば、実に17.8ポイントも高く、2006年初頭の投資額の伸びの大きさがうかがえる。

2006年1〜2月において新規プロジェクトの件数は前年同期比65.7%増の280件。投資予定額累計は同122.3%増の336億5,000万元。2006年は今後も新規プロジェクト案件が多く計画されており、情報産業部では「通年の全業界の固定資産投資の急成長にプラスの影響を与える」としている。

新規プロジェクトでとくに目立ったのは電子部品製造業分野で、280件中46.1%に相当する129件がこの分野のもの。電子デバイス製造業は前年同期と比べて17件増え、全体に占める割合も14.6%。逆にコンピュータ製造業や家庭 AV 機器製造業では件数が減っている。

業種別に伸び率をみると、通信設備製造業、コンピュータ製造業、電子部品製造業、電子専用設備製造業でそれぞれ前年同期比60%以上の増加を示している。また、2005年通年で低迷(前年比11.6%減)した電子デバイス製造業は8.0%増とプラスに転じた。しかし、この伸び率は前年同期の44.4%と比べると大きく下回っている。

企業種類別でみると、中国資本の企業は全体の27.2%を占める45億9,000万元。伸び率は2005年通年の37.9%からさらに上昇して54.8%となった。香港・マカオ・台湾企業はわずかに2.9%成長にとどまっている。その他の外資系企業は2005年通年で低迷(同9.1%増)したが、期間中は前年同期比50.2%増の91億6,000万元。全体に占める割合は50.2%に達している。

総じて、2006年中国の電子情報産業における固定資産投資は順調な滑り出しをみせたといえる。第3世代(3G)携帯電話への投資加速、農村における通信インフラの構築など、当初より2006年の投資状況は楽観視されていたが、1〜2月の投資実績はそれを裏付けるものとして、業界でも好感されているようだ。

(執筆:サーチナ・齋藤浩一)

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