Microsoft、ゲーム内広告の Massive を買収Microsoft は4日、ビデオゲーム内広告制作会社 Massive の買収手続き中だと発表した。Massive の作った広告が、『Xbox Live』『MSN Games』など、Microsoft のオンラインサービスのゲームに間もなく登場することになる。
Massive の買収は、Microsoft が注目を強めている2つの分野、つまり、開始したばかりの広告サービス『Microsoft adCenter』と好調のゲーム配信サービス Xbox Live の組み合わせに、広告制作もからめることを意味する。 ゲーム内広告市場は、2010年までに7億ドル規模に達するとアナリストたちが予測する有望市場だ。 一般に、ゲーム内広告の長さは15秒で、「ポスター」「屋外広告板」「テレビ画面」「ソフトドリンク缶」などに入る。広告主は、大手のエンターテインメント会社や自動車会社や通信会社などが多い。 Massive は、創立2年で、従業員80名ほどの新興企業だ。同社の動きを調査している Yankee Group のアナリスト Mike Goodman 氏によると、Massive が制作した広告を入れるゲームは2007年末までに200タイトル近くに増える見込みだという。 18歳から34歳の年齢層の男性では、テレビ視聴よりもビデオゲームに割く時間が増している。Microsoft がゲーム内広告を使う狙いは、こうした層の関心を引くことにある。それと同時に、Massive の技術を最大限に活用し、より広範なインターネットユーザーに接近したい考えだ。 MSN および『MSN Messenger』のユーザーをターゲットにすれば、(さほど頻繁でなく) 時々ゲームをするような35歳以上の女性にも広告を見てもらえると、Microsoft の声明は言う。 Microsoft にとって、Massive の広告技術は、『Windows Live』や adCenter プラットフォームのモバイルユーザー向けの広告配信の拡大にもつながる。 ただ Goodman 氏は、Microsoft が Massive の広告配信先を Xbox Live サービス契約者だけに限ったり、競合他社の広告を Xbox ユーザー向け広告配信から締め出したりするのか、不明だと述べた。そして、もし同社がそうしたやり方をすると、黎明期にあるゲーム内広告市場を分裂させる恐れがあると指摘している。 なお Microsoft は同じ4日、「写真測量法」「画像データ処理」「遠隔探査」の Vexcel を買収したことも発表した。買収を受けて Vexcel は、Microsoft の地図検索サービス『MSN Virtual Earth』に動的データを提供することになるという。 関連記事 最新トップニュース
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