Yahoo! が不正クリック訴訟で和解Yahoo! は28日、不正クリック問題で起こされていた集団訴訟で、原告側と495万ドルで和解に達した。この数か月前には、Google が同様の集団訴訟において9000万ドルで和解している。
Yahoo! への訴訟は、財務関連の調査業務を請け負う会社 Checkmate Strategic Group が代表となって起こしたものだ。2005年6月から続いていた同訴訟で、Yahoo! は複数の広告主からなる原告側に495万ドルを支払い、一連の不正クリック対策を実施することに同意したと、Yahoo! の広報 Gaude Paez 氏は取材に対して語った。 不正クリック問題とは、ペイパークリック (PPC) 方式で広告料金を課金する Yahoo! や Google などの広告プログラムを利用した際、実質性のないクリックにより、過剰な広告料金が発生することを指す。 Web 広告業界に携わる関係者の多くは、不正クリックが Web 広告ビジネス自体を危うくする問題になりかねないと懸念している。 Yahoo! は、和解の条件として不正クリックに対する補償期間を2004年1月にまで拡大し、広告主が同月のクリック分まで遡って損害を請求できるようにするという。 補償以外の和解条件を見ていくと、同社はまず不正クリックやトラフィックの質といった問題への広告主の懸念に対応するため、Traffic Quality Advocate と称する専門担当者を任命する。 また、広告主らで組織する委員会を置き、年に1度システムの見直しと意見交換を行なう予定だ。 そのほか、サードパーティと連携して不正クリックの撲滅に乗り出すことにも同意した。具体的には、不正クリックに関する業界統一の定義を作成したり、確認されているすべてのクリックボット (広告を自動的にクリックするよう仕組まれたプログラム) の情報を網羅したリストを作成するなどの対策を取るという。 さらに同社は Traffic Quality Resource Center を設立し、広告主に対して、不正クリックなどトラフィックの質に関わる問題についての詳細情報を提供したり、FAQ や相談コラム、最良事例の紹介、分析ツールなどの形で支援を提供することを約束した。 関連記事 最新トップニュース
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