昨年10月の合意発表からかなり時間がかかったが、Yahoo! (NASDAQ:YHOO) と Microsoft (NASDAQ:MSFT) それぞれの運営するインスタントメッセージ (IM) サービス間の相互運用性が、現実のものとなった。これは両社にとって、IM サービス利用者のつなぎ止めや新規獲得のために、不可欠の要素といえる。
Yahoo! と Microsoft は、それぞれの IM サービス『Yahoo! Messenger with Voice』と『Windows Live Messenger』間の相互運用性に関し、限定公開ベータテストを開始した。
両社は12日の発表の中で、国際展開する消費者向け IM プロバイダ大手同士が、今回のような相互運用性を実現するのは初めてのこととし、アカウント数およそ3億5000万という世界最大の IM コミュニティが生まれると述べた。
発表によると、相互運用性の限定公開ベータテストでは、両社の無料 IM サービス間で、メッセージ交換や在/不在情報の取得をはじめ、パーソナルステータスメッセージの閲覧、オフラインメッセージの閲覧、そして連絡先リスト登録などが、追加料金なしで行なえるという。
Microsoft の Windows Live プラットフォーム担当副社長 Blake Irving 氏は、声明の中で次のように述べている。「われら消費者向け IM 大手両社間の相互運用性は、この種のものとしては初めてのもので、Windows Live プラットフォームにおける Web コミュニケーション体験において、多大な管理性や利便性、そして自由を当社の顧客にもたらす」
Yahoo! と Microsoft は、数か月以内にすべての利用者が相互運用対応 IM サービスを利用できるようになると述べているが、具体的な日程は示さなかった。