![]() ![]() ![]() ![]() 不正クリック問題に対する Google の真意とは?この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20060720/12.html
著者:Nicholas Carlson
海外internet.com発の記事
不正クリックは無視していれば解決される、という Google の CEO、Eric Schmidt 氏の発言は、文脈を無視した引用によって誤解されたことが明らかだとしても、本質的な問題を正しく伝えていないと、不正クリック問題に取り組む関係者たちは考えている。
3月にスタンフォード大学経済政策研究所 (SIEPR) において行われた会議で、Schmidt 氏が講演後の質問に答えたことが、今回の騒ぎの発端だ。 Schmidt 氏はまず、「議論のために、不正クリックが Google によって取り締まられることなく、蔓延していたと想像してみよう」と語りかけている。 「クリック数に応じて支払う方式の広告に広告主が支払う料金はいずれ下がっていくだろう。なぜなら広告主が偽のクリックの存在に気づくようになるためだ。言い換えれば、広告価値が下がるということだ。そのため、しばらく時間が経つうちにこのシステムが自動的に修正されていく。実は、経済による完全な解決法がある――それは、この働きにまかせるというものだ」 Blog 作成者たちの間で Schmidt 氏の発言が取り上げられて起きた騒ぎを沈静化させるため、Google は自社の Blog に Schmidt 氏の発言が誤解されているとの主張を掲載した。 この記事で Google は、Schmidt 氏は仮定の問いに仮定の答えを与えたのだと語り、不正クリック問題に対する Google の姿勢を説明したのではなく、経済会議の場で経済についての質問に答えただけだとも述べている。 しかし、仮定の話だろうとなかろうと、この一件に関する Schmidt 氏の発言と背後にある考え方には欠けたところがあると、現在 Yahoo! や Google に対する訴訟に関わっているため匿名を条件にコメントをよせたある関係者は語っている。 この人物は internetnews.com の取材に応え、Schmidt 氏の説明はまともなクリックと偽のクリックの違いを広告主が認識できることを前提としている、と述べた。 Schmidt 氏の発言は、不正クリックについてそれほど心配する必要はなく、最初の段階に立ち戻って仕組みを改める必要もないと Google 内部では考えているとの誤った印象を与える、ともこの関係者は指摘した。 Google は Blog に掲載した記事で、「システムを通過するすべての無効なクリックを検知し、こうしたクリックが広告主への請求書に加算されることを防ごうと努力している」と述べている。 |