Google、広告プログラム『AdWords』の放送メディア展開へGoogle (NASDAQ:GOOG) は2日、衛星ラジオサービス会社 XM Satellite Radio (NASDAQ:XMSR) と広告枠販売で提携したことを発表した。提携により、XM Satellite Radio の音楽以外のチャンネルの広告枠を、Google が自社のラジオ放送広告プラットフォーム『dMarc』で販売する。dMarc プラットフォームは、広告放送予定の作成や広告枠の設定を自動化できるシステムだ。
Google は今年1月、ラジオ放送広告ソリューション会社 dMarc を買収し、Google の広告事業に新たな媒体を加えた。同社にとって広告事業は重要で、総売上のほぼすべてを広告売上が占めている。そして最近、競合相手 Yahoo! (NASDAQ:YHOO) の決算発表が、オンライン広告業界に暗い影を投げかけたのに対し、その後の Google の決算では、好調ぶりが目立っていた。 Google の広報担当 Brandon McCormick 氏は取材に対し、dMarc プラットフォームについて「ラジオ上の『AdWords』として捉えてほしい」と語った。 発表によると、同社は第4四半期を目標に、dMarc プラットフォームと AdWords の統合を進めており、統合の暁には、AdWords の利用者が、地上波ラジオ放送および衛星ラジオ放送に、広告を出せるようになるという。そうなれば、McCormick 氏の抽象的な表現も、具体性を増すことだろう。 この統合に関する発表は、単に計画の時期と方法を説明したものだが、Google は、ソフトウェアや検索サービスを通じた以外の形で、より多くの広告枠を販売するつもりかもしれない。 そのため、市場調査会社 Jupiter Research のアナリスト David Card 氏も、ありきたりの計画ではないような印象を受け、今回のニュースに興味を示している。 同氏は「dMarc を AdWords に統合することは、取り扱う広告枠を拡大するものだが、同種の枠ではない」とし、「ラジオ広告枠を主に購入する地域広告主の関心は呼ばないだろう」が、より幅広い全米規模の展開を望む広告主から、関心が集まる可能性があると、語った。 関連記事 最新トップニュース
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