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メール配信元の IP アドレス米国のメールアウトソーシングサービス企業 Return Path が、先月面白い調査結果を発表した。メール配信元の IP アドレスのうち97%が、スパマーの IP アドレスであるとの評価を受けているという。
Return Path 独自の IP アドレス評判指標で、100ポイント中30ポイントを切る IP アドレスのうち97%が、ISP によって、スパムメール配信元 IP アドレスと判断されている。 70〜100ポイントを得ている IP アドレスは、たったの1%弱だそうだ。30〜70ポイントある IP アドレスは、2.4%しかない。 オプトインされたメールアドレスに配信している商用メルマガは、60〜100ポイントの間にランクされているという。 米国Eメールマーケティング業界では、メール配信元 IP アドレスの評判指標で、メールをブロックする、しないを判断し始めている。コンテンツ内容で判断する従来のスパムメール防止方法から、IP アドレスに視点が移ってきている。 日本でも、配信されたメルマガが、読者の受信箱に届いているかどうかを調査し始めている。スパムフィルタリングソフトのお陰で、不達メールが増加しているそうだ。 遅かれ早かれ、日本でも、メール配信元 IP アドレスでメールを受信するか、しないかの IP アドレス評判指標が生まれてくるだろう。 2005年下半期に Return Path が行ったEメールフィルタリング&ブロック調査によると、B2B のメールのうち25.3%、B2C のメールのうち20.5%が受信箱に届いていないという。 読者の目に触れる以前に、メールが届かないという事態が、米国では当たり前になっている。法人企業が配信しているメルマガは、本当に読者に届いているのだろうか。 これからは、メルマガの内容だけでなく、メール配信元 IP アドレスの評判指標にも気を使う必要が出てきそうだ。日本の企業では、まだ評判指標サービスを提供している業者がいない。 この数年のうちに、そんなサービスを提供するベンチャー企業が生まれてくるだろう。 (執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント) 記事提供:
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