ブロガーの片想い、「企業からのコンタクト一度もない」半数以上――テクノラティ調べエデルマン・ジャパン株式会社は30日、株式会社テクノラティジャパンと共同で、日本のブロガー213人を対象に実施した PR 調査の結果を発表した。それによれば、約半数のブロガーが週に一度のペースで企業に関する Blog を書いているが、企業側はそれらをコミュニケーションの対象とは見ていないようだ。
ブロガーが Blog を書く理由については、「自分の意見・考えを記録しておくため」が70%でトップ。以下、「自分が得た情報を記録しておくため」(63.8%)、「自分が得た情報を他者と共有するため」(58.7%)という順になった(複数回答)。 Blog を書く最大の理由を選んでもらったところ、「自分の専門分野での知名度を上げるため」と回答したのはわずか4.7%にとどまった。これに対し、英語圏のブロガー調査(PDF)では33.9%を示しており、国民性の相違によるギャップが明らかになった。 ところで、日本のブロガーの84.5%が業界情報・サービス・製品などの企業情報について Blog を書いたことがあると回答している。約半数(49.3%)が少なくとも週に一度は企業に関する Blog を書いており、14.6%はほぼ毎日書いていることもわかった。 しかしながら、企業側はブロガーとコミュニケーションをとっていないのが現状だ。「どのくらいの頻度で企業からのコンタクトを受けますか」との質問に対し、55.4%が「一度も受けたことがない」と回答した。一方で「1週間に1回未満」という人は29.6%。 それでも日本では企業の発信情報が信頼されているようだ。日本のブロガーの70.4%が「企業のホームページ」について、「非常に信頼できる」または「信頼できる」と回答した。同様に「企業のニュースリリース」についても、62.9%が「非常に信頼できる」または「信頼できる」と回答している。前述の英語圏版のブロガー調査では、企業のホームページに関して、「非常に信頼できる」または「信頼できる」と回答したのはわずか26.2%で、ニュースリリースに関しては4.9%にすぎない。 さらに、日本のブロガーは過去の Blog の誤りの修正に積極的であることも調査で明らかになった。「あなたが書いた Blog の中に不正確な製品情報や企業情報があった場合、どのようにその間違いを修正しますか」という問い(複数回答可)に対して、42.3%が「不正確な部分に取り消し線を引き、正確な情報を入力する」、39%が「間違いはそのままにし、同じ記事に正しい情報を付け加える」、20.2%が「書いた記事を削除する」、11.7%が「記事は変更せず、コメント欄に修正が書き込まれるのを期待する」と回答。一方、「記事をそのまま残し、何もしない」と回答したのはわずか2.9%にとどまった。 エデルマン北アジア地区代表のロバート・ピカード氏は以下のように述べる。 「これらの調査結果が示しているのは、日本のブロガーは日常的に企業や製品について Blog を書いているが、企業側からブロガーには十分にコミュニケーションがとられていないということだ。しかも、企業からの情報発信はアメリカなどに比べると、日本では遥かに信頼されていることがわかった。このことは、従来の一方向的な『モノローグ(独話)』による情報発信が、企業とブロガーとの対話、すなわち、双方向の『ダイアローグ(対話)』によって補完できる、ということを意味している」 今回の調査は、エデルマン・ジャパンからの委託によりテクノラティジャパンが2006年4月から5月に実施したもの。テクノラティジャパン Web サイト上での自主回答に応じた213人のうち、男性は78%、女性は22%。回答者が全員ブロガーであることは保証されていないという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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