Webマーケティング2006年8月30日 12:30
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StopBadware.org、『AOL 9.0』をバッドウェアと指摘

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20060830/12.html
著者:Nicholas Carlson
海外internet.com発の記事
非営利組織 StopBadware.org は28日、AOL のクライアントソフトウェア『AOL 9.0』(無料版) について、「バッドウェア」とするレポートを掲載した。

同団体は、ハーバード大学法学大学院のインターネット問題研究センター Berkman Center for Internet & Society などが、消費者保護を目的に結成したものだ。StopBadware.org によると、予備調査の結果として AOL 9.0 をバッドウェアと判断したという。現在同レポートは「公開調査」の段階だ。

StopBadware.org は主に、AOL 9.0 をインストールする際に発生する事柄について批判している。

具体的には、ユーザーに通知することなく、Web ブラウザ『Internet Explorer』(IE) に AOL のツールバーやアイコンをインストールしたり、ブックマークに『RealPlayer』の Web サイトや『Real.com Radio Tuner』のリンクを追加するほか、デスクトップ上に『AOL Deskbar』をインストールするという。

さらに AOL Deskbar の自動更新が、事前の説明なくデフォルトで有効になっていることや、キャンセル不能かつ面積の大きな更新通知ダイアログボックスを表示し、ユーザーの作業を妨害することについて、StopBadware.org は誤った手法だとしている。

同団体はユーザーに対し、これらのリスクに不快を感じるならば、同ソフトウェアをインストールせず、AOL が問題を修正するまで待つよう勧めている。

StopBadware.org の批判は AOL にとって、とりわけ大きなダメージになる可能性がある。なぜなら、AOL が最近とっている新戦略では、ユーザーに安心して広告支援型サービスを利用してもらうことが肝心だからだ。

しかし AOL の広報担当者 Andrew Weinstein 氏は、AOL 9.0 をインストールすることについて、オンライン上でユーザー自身の身を守る上で、最善策の1つだと語った。

同氏は取材に対し、次のように述べている。「AOL を使用した方がユーザーの安全性は非常に高まる。悪質ソフトウェアからユーザーを守るために、AOL ほど力を尽くしてきた企業はほかにない」

また同氏は、「指摘を受けた問題は、ほとんどが通知に関する比較的小さな問題だ。われわれはすでに AOL ソフトウェアの次期バージョンで、これら問題の解消を予定している」と語った。

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