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検索エンジン周辺業界の重鎮 Sullivan 氏の行く末は?Google (NASDAQ:GOOG) が法人化する前から、いや、もっと遡れば検索エンジンの Lycos や『HotBot』が全盛を極める以前から、Danny Sullivan 氏は『Search Engine Watch』を立ち上げ、検索エンジン最適化という分野を切り開いていた。同氏は検索エンジン最適化および検索エンジンマーケティング業界の重鎮だ。
そして現在同業界では、Sullivan 氏の行く末に注目が集まっている。 Search Engine Watch は検索エンジン情報を扱うサイトで、Sullivan 氏が1996年に立ち上げた。同氏は検索エンジンに関し、発言を求められることも多い。その Sullivan 氏は8月29日、11月末日をもって親会社 Incisive Media のもとを去ると、Search Engine Watch の Blog で明らかにした。 Sullivan 氏は、Search Engine Watch の現所有者 Incisive Media との間で、契約に関する合意がまとまらなかったと述べるとともに、検索エンジン最適化や検索エンジンマーケティングなど、検索エンジンの活用に関するイベント『Search Engine Strategies』との関わりについても、終りにする予定だという。 Sullivan 氏の信奉者たちが知りたがっているのは、同氏が次に行くのはどこかということ、そしてなぜ物別れに終わったのかということだ。今回のニュースにより、Blog 運営者や業界観測筋の間では、同氏の動向に関する情報専門 Blog 化した (言うなれば『Danny Sullivan Watch』化) と言えるほど、この話題で一色となった。なお Sullivan 氏自身も、個人 Blog の中で『Leaving Search Engine Watch』という記事を投稿している。 Sullivan 氏が1996年に Search Engine Watch を開設したという話は、上述した通りだ。そしてこれは、いろいろな意味で1つの産業の始まりでもあった。 1997年に同氏は Search Engine Watch を売却した。獲得したのは、現在の Jupitermedia (NASDAQ:JUPM) だ。同社は internetnews.com の親会社でもある。 そして Jupitermedia は2005年、Search Engine Watch を Incisive Media に売却した。 Sullivan 氏は取材に対し、問題は Incisive Media が同氏に対し、株式の提供を渋っていることにあったと説明し、次のように述べた。 「ビジネスを構築するための長期的なインセンティブを、私に与えることができないのに、自分が共に居続けると期待する理由が Incisive Media にあるとしたら、それは私の理解を完全に超えるものだ」 AOL 傘下の Blog ネットワーク Weblogs の CEO (最高経営責任者) Jason Calacanis 氏は、自身の Blog で次のような記事を掲載した。「全く馬鹿な話だ。まさにプロバスケットボールの Shaquille O’Neal 選手がチームを出て行くようなもので、Incisive Media は優秀な人材を失う」 業界観測筋もその意見に同調している。 一時 Search Engine Watch を傘下に置いていた Jupitermedia の CEO (最高経営責任者) Alan Meckler 氏は、Sullivan 氏 の Incisive Media 退社について、公式 Blog の中で残念なことと述べた。 「当社は2005年7月に、(Search Engine Watch および Search Engine Strategies という) 資産を、4300万ドルで Incisive Media に売却した。これら資産を所有する上で、重要な価値を持つものの1つが、Danny Sullivan 氏自身だった」と Meckler 氏は記している。 関連記事 最新トップニュース
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