DNP など3社、販促機能を備えた IC タグ商品棚システムを開発大日本印刷株式会社(DNP)、株式会社タナックス、株式会社シアーズの3社は12日、IC タグを読み取るアンテナを内蔵した商品棚とセールスプロモーションを行う電子 POP 端末を組み合わせた、IC タグ商品棚システム「多目的スマートシェルフ(仮称)」を共同開発した。
同システムは販促・マーケティング機能を備えた商品棚だ。来店客が陳列された商品を手に取る回数など、POS データでは把握できない購買前の情報を分析できるとともに、手に取った商品の情報を提供することもできる。 商品棚には IC タグを読み取るアンテナを組み込み、5インチ液晶の電子 POP 端末を設置。棚に陳列されている各商品にあらかじめ IC タグを添付することにより、その商品が購入されるまでのプロセスを内蔵したアンテナで読み取ると同時に、その商品情報を電子 POP に表示する。 このシステムが収集できるマーケティング情報は、商品の前で立ち止まった人数、関心を示さず通過した人数のほか、商品が手にとられた回数・時間や、購入される際の検討時間など。各店頭 PC にデータ蓄積し、専用のソフトウェアで分析する。 電子 POP へ商品情報を表示する機能は扱う商品によってカスタマイズが可能。服や靴のようにバリエーションの多い商品の場合、商品情報とともにサイズ・色・柄などの情報やその在庫情報を表示する機能を追加でき、在庫確認などで店員が顧客を待たせることがなくなる。 電子 POP 自体も IC タグ読み取り機を内蔵しており、IC タグ付きの店舗会員証カードと連動させることによって、それぞれの顧客が関心を持つ関連情報を提供することもできる。将来的には、商品情報の閲覧履歴に応じて、来店ポイントなどの各種ポイントの発行や、電子クーポンを携帯電話のメールアドレスに送付することも可能となるという。 IC タグ商品棚システムの開発にあたっては、IC タグの提供、コンテンツ制作、在庫確認・ポイント発行などのアプリケーション開発を DNPが、アンテナ内蔵商品棚とマーケティング分析のシステム開発をタナックスが、電子 POP 端末の開発およびコンテンツ配信用の管理サーバーの構築をシアーズが担当した。3社は同システムの実用化に向けたテストマーケティングを12月より共同で行う予定。 関連記事 最新トップニュース
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