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2006年9月19日 12:50
Warner Music Group が YouTube と提携、音楽ビデオなど提供へ一部では音楽業界にとっての脅威と目されている存在を、Warner Music Group (WMG) は新たなビジネスチャンスと捉えたようだ。
WMG と YouTube は18日、WMG のオリジナルコンテンツを人気の投稿動画サイト『YouTube』で配信することで提携を結んだと発表した。配信対象となるのは、所属アーティストの音楽ビデオ、舞台裏映像、インタビューその他、WMG のオリジナルコンテンツだ。 さらに、YouTube のユーザーは今後、著作権侵害で罰せられる心配なく、自身で作成した動画に WMG の楽曲を組み込んで投稿することが可能になる。例えば、既存の曲に合わせて口パクしている映像などを公開できるわけだ。 両社は、WMG の音楽ビデオと、WMG 所有の音声および映像を使ったユーザー投稿動画の両方から得られる広告収入を分配する。 WMG のコンテンツ配信は年内に開始予定だが、それと併せて YouTube はレコード会社その他の営利的コンテンツ制作者向けに「高度コンテンツ識別および著作権使用料報告システム」を新たに導入し、WMG はこのシステムを通じて、YouTube コミュニティ内での同社コンテンツ利用許可を出すという。 YouTube の広報は取材に対し、同社は他のレコード会社とも同様の提携を結ぶ用意があると述べている。だが、他の提携先をすぐに見つけるのは難しいかもしれない。 報道によれば、Universal Music Group の CEO (最高経営責任者) Doug Morris 氏は先週、投資家を前に、YouTube のようなサイトは著作権侵害にあたり、何らかの措置を取る必要があると発言したという。 そんなわけで、レコード業界では、WMG が敵と手を結んだと見る向きもあるかもしれない。 しかし、調査会社 Forrester Research のアナリスト Brian Haven 氏は、WMG の「進歩的な」ビジネス戦略は賞賛に値すると考えている。 「実際の個人ユーザーがコンテンツとどのようにかかわりたいのか、真剣に受け止めて理解しようとしている姿勢が見て取れる」と Haven 氏は語った。 関連記事
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