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2006年10月6日 11:00

【アクセス解析】思惑は当たっていますか? ホームページの“最適化”とは!

お客様≠“検索エンジン”!
ダイエットをしたことがある方は、男女問わず多いだろう。美しくなりたい、モテたい、健康になりたい、その目的はさまざまだ。

成功する秘訣も人それぞれである。性格や体質によって自分に合うダイエット方法も異なる。運動が好きな方、食事に気をつける方、マシンに頼る方、その他変わった方法を編み出す方など多種多様である。

いずれにせよ、重要なのは、当初の目的をきちんと達成することである。健康になりたくてダイエットを始めたのに、かえって調子が悪くなっては本末転倒だ。頭ではわかっていてもつい「手段」を「目的」にしてしまうものであるが、ホームページ運営においても同じことがいえる。

前回取り上げた、リスティング広告や SEO 対策の観点から傾向と対策について要約すると、以下のような現象があなたのホームページに見受けられるようなら、「運営方法」を根本的に見直す必要がある。

・問い合わせを期待してホームページを開設したが、まったく問い合わせが増えない
・検索エンジンでは上位に表示されるのに売り上げが増えない
・リスティング広告の費用は一定なのに、コンバージョン率が下がっている

アナタの目論見と閲覧ユーザーの目的がマッチングできていない可能性が高いのである。通信販売サイトのように目的が明確な場合はもちろん、複数の目的を持つ場合も、最も達成したい目的を果たすためにホームページを最適化していくことが、ホームページ運営の最重要課題である。

ホームページの最適化≠検索エンジン最適化!
ホームページ運営において、「検索エンジン」はホームページの命運を握る神のような存在になりつつある。なんといっても、閲覧ユーザーに見つけてもらわなければホームページの意味はない。

ちなみに、Web マスターが血まなこになっている SEO 対策は、“検索エンジン最適化対策”という意味である。みなさまは百もご承知のことと思うが、しかし、ここで一度きちんと考えてほしい。

「あなたのホームページにとって、“お客様”は誰ですか?」答えは簡単だ。ホームページの“お客様”=将来見込み客になりうる閲覧ユーザーである。検索エンジンではない。検索エンジンばかり気にしたホームページ運営は、本来の目的を果たしていないのである。

つまり、「ホームページの最適化とは、『サーチエンジンに対して最適化する』ことではなく、『お客様に対して最適化』すること」なのである。

個々のホームページによってその特性が異なるため、“最適化”も千差万別である。「これをやれば最適化できる!」という万能薬は、残念ながら存在しない。利用ユーザーによって、扱う内容によって最適化の方法はまったく異なる。

あなたの運営するホームページの特性を知るためには、アクセス解析によって現状を知ることが大切である。また、データの見方を工夫すれば思わぬ情報が手に入ることもある。

あるある! こんな“検索エンジン血まなこホームページ”!
Web マスターが必死になりすぎた結果、下記のような状態になっていることがある。

・サイドにアフィリエイト広告がびっちり
・テキスト文字がずらっと並び、小さな文字でキーワードが散りばめられている
・ページ下部には相互リンクがたくさん表示されている
・1ページがやたらと縦に長い

こんなサイト、どこかで見かけたことはないだろうか。いわゆる“ビッグキーワード”(人気のあるキーワード)と呼ばれるキーワードで検索すると、上位に表示されるサイトのなかにひとつは見かけるタイプの“検索エンジン血まなこホームページ”である。

では、もしあなたがとても重要なことを必死で探しているときにこのサイトを訪問したとしよう。

・欲しい情報はすぐに見つけられるだろうか?
・そのほかのコンテンツをみてみたいと思うだろうか?
・問い合わせをしてみたいと思うだろうか?
・何度も訪問したいと思うだろうか?

多くのユーザーはあなたと同じ印象を抱いているはずである。閲覧ユーザーは何らかの情報を探してホームページを訪問しているのである。その期待に応えられないホームページであればすぐに離脱してしまう。

これは決して「検索エンジンなんて無視してかまわない」といっているのではない。集客のためには必須の対策である。しかし、検索エンジン対策もリスティング広告も、あくまでも「集客」の手段であって、「ホームページ最適化」の手段ではないのである。

やっぱり「初心忘るべからず」
「じゃあ、結局どうしたらいいんだよ!」と思われるかもしれない。それはズバリ! W3C に準拠してください! というのが大前提である。

例えば、スクロールの長さと離脱率は比例することはご存じだろうか。先ほどの“検索エンジン血まなこホームページ”の場合、例えばこのようなことが起こっているかもしれない。

あるサイトで調査をしたところ、縦に長いページつまりスクロースを多用しないと読めないページは、閲覧ユーザーに嫌われることがわかった。



ページが長ければ、自分の求める情報がどこかが分からない。「Ctrl+F」(ページ内検索オプション)を使いこなす IT リテラシーの高いユーザーはそれほど多くないし、知っていても「Ctrl+F」を使うより、わかりやすいサイトを求めて検索エンジンへ戻ってしまうのは自然なユーザー心理である。



検索エンジンに上位表示させることや、リスティング広告の運用は、ホームページ集客にとって欠かせない。ただし、「目的」であって「手段」ではないことを再度認識してもらいたい。

しつこいようだが、ホームページにとってのお客様は、ユーザーである。検索エンジンやリスティング広告で上手に集客した後こそが、ホームページ運営の腕の見せ所なのだ。あなたのホームページには、ほかにはない特性があり、それこそが“肝”である。アクセス解析を上手に利用し、効果的&効率的な運用を目指していこう。

記事提供:株式会社環

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