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2006年11月1日 11:30

MySpace.com、商業音楽の無許可アップロードに歯止め

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
ソーシャルネットワークサービス (SNS) 大手 MySpace.com は、著作権保護対象コンテンツの無許可利用が訴訟問題に発展しないよう対策を施す。

MySpace.com と同サイトを傘下に置く Fox Interactive Media (News Corporation のオンライン事業部門) は10月30日、Gracenote から技術ライセンス供与を受けたと発表した。Gracenote は世界規模で事業展開するデジタル エンターテインメント技術会社で、音楽 CD データベース『CDDB』を運用している。Gracenote の技術を利用することで、MySpace.com では著作権のある音楽を含むコンテンツの無許可投稿を防ぐのに役立てることができる。

動画投稿サイトなど、コミュニティ型のコンテンツサービスにおいて、ユーザーによる商業音楽の無断利用が問題となっている中、これは非常に重要な意味を持つ。

MySpace.com は、Gracenote から音楽識別ソフトウェア『MusicID』と楽曲データベース『Gracenote Media Database』のライセンス供与を受け、会員がプロフィールページにアップロードした音楽ファイルをすべて検査する。

MusicID は、音楽の波形データを解析して個別の楽曲を識別できる情報を抽出する。そしてこの情報を元に Gracenote Media Database を検索し、該当楽曲の著作権者が分かる。そのため、著作権のある作品のアップロードを防ぐことが可能となる。

今回の提携は Gracenote にとって、デジタルセキュリティの面でかなり頼りになる会社を MySpace.com が選択したという形になった。Gracenote の技術は、ほかにも多くの企業が様々な目的や形で利用している。身近な具体例を挙げると、Apple Computer、Yahoo!、RealNetworks、Napster、AOL などが提供するメディアプレーヤーだ。

MySpace.com の共同創設者で CEO を務める Chris DeWolfe 氏は、声明の中で次のように語った。「MySpace.com は、アーティストの権利保護を固く約束する。それは、大手レコード会社に所属するアーティストに対しても、個人で活動するアーティストに対しても変わらない。今回の施策は、アーティストが自分の著作物を確実に管理できるようにするための重要な一歩だ」

さらに Myspace.com は声明の中で、「許可のない楽曲のアップロードを繰り返す会員に対しては、アカウントを永久に削除する」と述べ、著作権を尊重する姿勢を強調した。

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