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2006年11月6日 09:00
アドウェア大手の Zango、FTC との和解に応じる米連邦取引委員会 (FTC) は3日、アドウェア配信最大手の1社 Zango が和解に応じ、「不正に得た金銭」300万ドルを返還することで合意したと発表した。FTC は、不公正かつ詐欺的な手法を用いてアドウェアをダウンロードさせたとして、Zango を告発していた。
ほかにも和解条件では、今後 Zango (旧社名 180solutions) が、消費者の同意なしにアドウェアをダウンロードさせることを禁じており、さらにアドウェアの削除方法を消費者に示すよう義務づけている。 FTC によると、同社はサードパーティの提携相手が提供するスクリーンセーバーやゲームやユーティリティなどの無料ソフトウェアを利用し、多くの場合ユーザーの同意なしに、アドウェアをインストールしていたという。 FTC は発表の中で、これまでに7000万台以上のコンピュータに Zango のアドウェアがインストールされ、およそ70億もの未承認ポップアップ広告を生成したと述べている。さらに Zango はアドウェアをインストール後、そのアドウェアの識別/特定/削除を意図的に困難にしていたと、FTC は非難した。 FTC の消費者保護局長 Lydia Parnes 氏は、「消費者のコンピュータは彼らの所有物だ。消費者が望まないコンテンツは、一切受け取る必要がない」とし、次のように述べた。 「消費者がポップアップ広告の受け取りを選択するならば、それはそれでよい。しかし、消費者のコンピュータ利用を妨害するような、ポップアップ広告表示を強いるソフトウェアを密かにインストールすることは、米国連邦法に反する」 FTC の訴状ではさらに、Zango のサードパーティ提携相手が、Web ブラウザの脆弱性を利用して、適切な表示をせずソフトウェアをインストールしていた事実も示していた。 Zango は同社の Blog に掲載した声明の中で、今回の和解は自身の罪を認めたものではなく、少なくとも同社は今年1月から、FTC との和解条件が示す通告および同意基準を満たすか、それを上回ってきたと主張している。 同社 CEO の Keith Smith 氏は、Blog の中で次のように述べた。「事業初期の頃は、われわれも認めた通り、消費者への通知および同意規定の徹底について、提携相手に依存しすぎた。その結果、不運にも詐欺的なサードパーティーが当社のシステムを悪用し、消費者や広告クライアントおよび広告掲載パートナーに、不利益をもたらすのを許すことになってしまった」 関連記事
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