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Universal Music Group、著作権侵害で『MySpace.com』を提訴

Andy Patrizio
2006年11月21日 / 11:30
 
 
Universal Music Group (UMG) は17日、同社の楽曲や音楽ビデオに関する著作権侵害を放置しているとして、News Corporation 傘下のソーシャルネットワーク サイト『MySpace.com』を提訴した。

カリフォルニア州中部地区連邦地裁に提出した訴状の中で UMG は、MySpace とその親会社 News Corporation が「助長、誘発、奨励することで著作権侵害を蔓延」させ、MySpace を成り立たせている、と主張している。訴状は FindLaw.com で閲覧できる。

「同社のコンテンツ、同社のアーティストおよび作詞作曲家の苦労の成果を交換の対象とする事業は、正式な許可とコンテンツ制作者への公正な報酬なくして自由に行なうべきではない」と、UMG は声明の中で述べている。

訴状はさらに、MySpace が音楽ファイルを共有したり、Web ブラウザで再生しやすいよう楽曲/ビデオのデータ形式を変換するといった機能を提供することで、ロイヤリティを支払うことなく UMG のアーティストの著作権を侵害する行為を助長している、と主張している。

UMG は、MySpace に投稿のあった楽曲1曲、もしくは音楽ビデオ1本につき、15万ドルの損害賠償を求めており、著作権侵害の疑いがあるコンテンツは60件にのぼるという。実際には、それをはるかに上回る数の楽曲とビデオが MySpace 上に存在すると UMG は見ている。同社はまた、著作権侵害にあたるコンテンツをこれ以上配布しないよう、MySpace に対する差し止めを求めている。

UMG は、市場シェア25%を占める世界最大規模のレコード会社で、フランスのメディア大手 Vivendi の傘下にある。UMG は、10月にも投稿動画サイトを運営する Grouper Networks と Bolt Media を著作権侵害で提訴しており、知的財産をめぐって訴訟を起こすのはこの1か月で3件目となる。

一方、提訴された MySpace は17日遅くにコメントを発表し、同サイトは「アーティストに優れた販促プラットフォーム」を提供しており、目下 UMG とも協力してアーティストの著作権保護対策を進めていると述べた。
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