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3G サミット開催も具体的スケジュールはなお不透明3G ライセンス発行のタイムスケジュール、中国独自技術 TD-SCDMA の政策など、中国の 3G 産業に世界中の注目が集まる中、15−16日の2日間にわたって北京市で「3G グローバルサミット2006」が開催され、商用化テストの状況や今後の運営について議論が交わされた。さまざまな噂が飛び交っている 3G ライセンスについては、遅くとも2007年2月までに発行されるという見方が強まっているものの、明確な発表はなお持ち越された格好となった。
サミットに出席した中興通訊(ZTE)の劉鵬 副総裁は、「テストは順調に進んでおり、通話品質も問題ない。ネットワークは充分実用レベルに達しており、情報産業部も結果を評価している」と自信を示した。 情報産業部が2008年北京オリンピックまでの 3G サービス開始を表明していることと合わせて逆算すると、オリンピックで正式に採用されるためには、開催18か月前までにオリンピック委員会への申請が必要とされているため、ライセンス発行の期限は2007年2月。実用化へのタイムスケジュールが見え始めたというわけだ。 また、3G サミットに先駆けて開催された TD-SCDMA 連盟の総会でも、商用テスト終了後のスケジュールが議論の的となった。北京オリンピックが開催される6都市におけるテストネットワークの構築許可が China Mobile に与えられ、年内にも建設が始まる可能性が高いという見方が強まった。 商用テスト予定地が3か所から6か所に増えたこともあり、どの企業がネットワーク構築を実施するかには注目が集まっていた。業界関係者は、ユーザー数、資金力、ネットワークの規模からして China Mobile がふさわしいとみており、3G ライセンスについても China Mobile に発行される可能性が高いという見方が強い。それでも、情報産業部の発表は「2008年の北京オリンピック(北京五輪)前に 3G サービスを開始する」というかつての発言のみで、ライセンス発行先や運営キャリアについての正式な発表はまだない。 また、TD-SCDMA にちなんで大きな話題となったのは、大唐移動(ダタンモバイル)と中興通訊が、韓国の大手携帯電話キャリア SK テレコムと共同で、韓国で TD-SCDMA の実験用ネットワークを構築する計画があることを明らかにしたことだろう。3社はすでに戦略的パートナー契約を結んでおり、2007年春にも建設が開始される予定だ。 海外に TD-SCDMA 実験用ネットワークが構築されるのは初めてのこと。SK テレコムは以前から同方式に興味を示しており、2006年8月には、国家発展 改革委員会(発改会)と共同研究に関する協議書を締結し、中国から専門家の派遣が決定していた。計画では、韓国に実験用ネットワークを建設すると同時に、中国国内に共同で研究開発センターを設立する。 現在の中国携帯電話加入件数は約4億4,000万件。農村地域の通信インフラ整備とビッグイベントの後押しを受けて加入件数自体は今後もある程度の伸びを堅持するだろう。今後は、その市場を生かすコンテンツ産業の発展が注目される。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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