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EVD:強気発言「08年に DVD 機生産終了」中国独自の次世代 DVD 規格である EVD の動向については本連載でも注目してきた通りだが、年末商戦を目前に控えた11月30日、EVD 普及の中心的人物である張宝全氏が新たな動きをみせた。
張氏は、EVD 劣勢が伝えられて久しい中、「EVD 産業連盟の加盟企業が、2008年に DVD 専用機の生産を全面的に停止する」と強気の発言をしたのだ。張氏は、10月15日に設立された EVD 産業連盟準備委員会の主席を務めている。EVD 産業連盟には、主要家電メーカーなど40社が加入を予定している。張氏は、12月6日に準備委員会が行う発表会で、19のメーカーが52モデルの EVD プレーヤーを発表すると紹介。価格もすべて700元前後とし、現行の DVD プレーヤーとほぼ同じ水準に設定するという。 また、EVD 産業連盟の加入メーカーが DVD プレーヤー専用機の生産を停止した後については、「生産されるのは EVD との兼用機だけになる」と述べ、産業チェーンを取り込んでの巻き返しを協力に進めている状況をアピールした。 さらに、「中国が独自の知的財産権を持つ EVD の競争相手となるのは、ブルーレイだけではない。国内市場で育ってしまった DVD の海賊版市場が EVD の発展の余地を狭めることは避けがたい」として、海賊版問題を重視していることを強調。そのため、今典環球、中凱文化、中央電視台(中央テレビ、CCTV)国際電視総公司など6社が加盟して、EVD コンテンツ運営公司を設立することを明らかにした。 また、海賊版対策のためには、「EVD ストリーミングステーション」を設置する計画が進められているという。これは、量販店などに設置される専用ステーションでコンテンツの高精細度コピーサービスを行うというもの。必要な時間は3分で、料金は5−8元。海賊版 DVD と同じ価格帯に設定したことで、真のライバルともいえる海賊版に対抗する。ステーション計画には、創維(スカイワース)、海爾(ハイアール)、TCL が賛同しており、07年上半期には6,000か所が設置されるというから、そのポテンシャルは注目に値する。 別規格ではなく海賊版をライバル視して進めるのはユニークな方法であり、今後は参与メーカーの動きが注目を集めそうだ。 関連記事 最新トップニュース
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