アウトソーシング市場、アジア太平洋地域で急成長、IBM など大手6社のシェアは低下業務コンサルティングの Technology Partners International(TPI)は17日(英国現地時間)、2006年第1半期のアジア太平洋地域におけるアウトソーシング市場の動向調査「TPI Index」を発表した。
それによると、2006年同地域でアウトソーシング市場が急成長したことがわかった。額面にして2,500万ドルの契約数が43%増加、また総契約金額は67%増加し、過去5年で最高値を記録した。 これは世界的な動向とは著しく対照をなすものである。グローバル市場では契約数は3%増加したが、総契約金額は前年より8%低下している。 TPI アジア太平洋地域の業務執行社員 Arno Franz 氏は次のようにコメントしている。 「アジア太平洋地域におけるアウトソーシングにとって2006年は傑出した年だった。同地域のシェアは、グローバルアウトソーシング市場の13%を占め、2002年以来初めて10%を超えた。しかしながら、アジア太平洋地域の市場は未成熟なため、急激な増減が起きやすく、この成長傾向が今後も続くかどうかはまだ確実ではない。 同地域では、年間収益(サービスプロバイダが年間に得られる収益)が年々増加傾向にあり、年間平均成長率は10.5%を記録している。ちなみにグローバル市場では、年間平均成長率は4.5%となっている。 アジア太平洋地域において、年間契約数の増減は大きいが、年間収益が2002年から継続して増加していることから、同地域のアウトソーシング市場は急成長していると見ている。 また同地域での競争は激化している。アウトソーシング大手6社(Accenture、ACS、CSC、EDS、HP、IBM)のシェアは2002年には総契約金額の60%を占めていたが、今年は40%となっている。こうした競争の激化は、顧客企業が世界的な傾向に倣い、アウトソーシング大手6社以外との取引を受け入れる傾向にあることを示すものだ。 市場が成熟するにつれて、アジア太平洋地域での競争はさらに激しくなることが予想される。同地域のアウトソーシング市場では、オーストラリア、インド、日本のサービスプロバイダが成功の鍵を握っている」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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