MySpace.com が「スパム王」を提訴スパム規制法『CAN-SPAM Act』施行後の世界は、かつて「スパムの帝王」を自称した Scott Richter 氏の望みどおりにはいかないようだ。
ソーシャル ネットワーク サービス (SNS) の MySpace.com は22日、ユーザーのアカウントを無断で使い、そこから同サービスの「bulletin」機能 (友人登録した他のユーザーに一斉にメッセージが送れる) を介して無数のスパムを送りつけた首謀者として、Richter 氏を提訴したと発表した。 MySpace.com によると、2006年7月から12月にかけて送信されたこれらのスパムメッセージは、カリフォルニア州のスパム対策法や CAN-SPAM Act を含む連邦法および州法に違反しているという。Richter 氏は、CAN-SPAM Act が成立する際、同法の遵守を公言していた。 MySpace.com は19日にロサンゼルスの米連邦地裁に訴状を提出し、Richter 氏とその関係者が MySpace.com サイトを利用することを禁じる終局的差し止め命令と、金額未定の懲罰的損害賠償を求めている。 MySpace.com 広報は取材に対し、同社が出した声明以上のことはコメントできないと述べた。訴状によれば、Richter 氏は MySpace.com のアカウント情報を自らフィッシングにより入手したか、あるいはすでに別のフィッシングで集まっていたアカウント情報のリストを入手してスパムを送信したという。 フィッシングは、スパム王として悪名高い Richter 氏にはおなじみの手法だ。 Richter 氏は2003年、1日に2億5000万通を超える大量のスパムを送信したとして、当時のニューヨーク州検察局の検事総長 Eliot Spitzer 氏に提訴されている。 さらに Microsoft にも提訴され、700万ドルの和解金を支払うことになった後は、かつてのスパム王 Richter 氏も、合法的な事業家への転身を試みていた。 関連記事 最新トップニュース
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