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MySpace.com、著作権侵害動画の投稿阻止機能を配備ソーシャル ネットワーク サービス (SNS) 大手 MySpace.com は12日、著作権に違反している動画のアップロードを阻止するためのパイロット プログラム実施を発表した。
MySpace.com の動画フィルタは、Audible Magic からデジタルコンテンツ識別技術のライセンス提供を受けて構築したもので、ユーザーがアップロードする動画の音声を調べ、識別情報が MySpace.com のデータベース内にある情報と一致すれば、著作権侵害と判断して排除する。MySpace.com は、この動画フィルタも含め、コンテンツ保護ツールを権利保有企業に無料提供している。 昨年11月、楽曲や音楽ビデオに関する著作権侵害を放置しているとして、Universal Music Group (UMG) が MySpace.com を提訴した。MySpace.com はすでに、UMG が許可していない楽曲およびその楽曲を用いた動画コンテンツのアップロード排除を行なっている。 今回、MySpace.com の動画フィルタリング プログラムに参加する最初のメディア企業は、NBC Universal と Fox だ。Fox と MySpace.com は、共に News Corporation の傘下企業でもある。 MySpace.com は、UMG の所有する著作権保護対象コンテンツを含む音声と動画のアップロードを阻止するが、その一方で今後も、UMG のプロモーション用音楽ビデオを提供していく。 MySpace.com では昨年10月に、Gracenote から音楽ファイルのアップロードを検査する技術についてライセンス供与を受けており、今回の動画フィルタはそれに続くものだ。 MySpace.com 共同創設者兼 CEO の Chris DeWolfe 氏は、声明の中で次のように述べている。「規模の大小にかかわらず、コンテンツ所有者が当社のコミュニティにおいて、彼らのコンテンツの宣伝と保護をどちらも確実に実施できるよう、尽力している」 MySpace.com は、動画と音声のフィルタ機能を配備することで、コンテンツ提供者らに対して「業界トップクラスの保護」を提供するという。ただしこの点について、UMG には異論があるかもしれない。 以前に報じた通り、UMG は昨年11月の提訴において、MySpace.com とその親会社 News Corporation が著作権侵害を「助長、誘発、奨励」していると主張した。 UMG は、MySpace.com に投稿のあった楽曲もしくは動画1点につき、15万ドルの損害賠償を求めている。売上シェア25%を誇る世界最大のレコード会社 UMG では、MySpace.com に投稿された著作権侵害コンテンツが数千万点に上ると見ている。 なお、MySpace.com の広報担当者は取材に対し、今回のフィルタ プログラム配備は UMG の提訴によって促されたものではないと説明し、「UMG と和解協議は行なっていない」と答えた。 関連記事 最新トップニュース
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