|
ニュース検索
ピックアップ
今週のIT求人情報
|
2007年3月13日 09:00
第四十三回 「ソーシャルコマースの潮流(3)商品レビューを書く 前編」Eコマースと SNS コミュニティが融合した「ソーシャルコマース」では、商品を購入した消費者がその使用感やコストパフォーマンスに関する情報を交換し合い、バイラル(感染的)マーケティングが促進される。この中核となる機能が、「商品レビュー」だ。
商品レビューは、通常テキストによるコメントの形をとり、自分だけでなく他の消費者も閲覧できる状態にするのがオーソドックスだ。消費者は商品を購入したらレビューを書き、サイト内に商品に関する情報を加えていく。この情報は、生産者サイドが雇用した専門家による情報(広告や説明書など)と補完関係にあり、生産者と消費者の間にある「情報の非対称性」を緩和する効果を持っている。 この点、Compete 社の2006年10月の調査は興味深い結果を示している。すなわち、SNS ユーザーの75%は、購買行動に最も影響を与える要素として「友人・知人」を挙げており、また SNS ユーザーの63%が、専門家や第三者の意見と同じくらい、消費者のレビューを信用している、ということだ。 ロサンゼルスに本拠地を置くベンチャー企業の ThisNext は、2006年8月下旬に社名と同じ名前を持つ「ThisNext」というソーシャルコマースサイトのベータ版を公開した。ここでは、多くの消費者が自分のお気に入りの商品にレビューを書き加え、サイト内で共有している。例えば、シェフが愛用のキッチン用品をレビューしたり、登山家が愛用のトレッキングシューズをレビューしたりという具合だ。ThisNext は、洗練されたデザインと Ajax がふんだんに取り入れられたインターフェイスも功を奏し、ソーシャルコマースサイトの中では後発ながら急成長している。
ThisNext は、なかなか見つけられない商品を探しては誰よりも早くレビューし、その影響力を他の人に及ぼしたいというような、旺盛な買い物客にうってつけのサイトだ。商品レビューのリストは自分の Blog に簡単に貼り付けることができ、これを読んだ他の人が商品を購入した場合、アフィリエイト収入が紹介者に入る仕組みだ。 アンテナの鋭いユーザーにいち早く商品情報を届け、実質的に製品モニターとして囲い込みながら、早期にマーケティング計画を立案してゆくような小規模Eコマースサイトを運営する事業者にとって、ThisNext のようなサイトの活用は販売促進効果をもたらすだろう。見た目にも綺麗で魅力的なレビューを書くユーザーは、実質的にEコマースサイトの広告塔としての役割を持っているのである。 次回は、より効果的な商品レビューについて話を進めてみたい。 【当コラム執筆は、Looops Communications 代表である斉藤徹と、同社アドバンスト SNS プランナーの大迫正治が担当しています】
新着ニュース・コラム ホワイトペーパー
|
注目のトピックス 話題の記事
企業の約4割がいまでも IE 6 以前のブラウザを利用 ― Web 広告研究会調査
SNS「非モテ+」、バレンタイン関連ワード投稿を禁止に
Android 版 Chrome ベータ1登場、ただし Android 4.0に限る
Android アプリを美しくみせる UI デザイン10のヒント
【HTML5 Dev】5分で学べる HTML5
⇒一覧を見る
アクセスランキング
最新コラム一覧
|
||||||||||||||||||||||