![]() ![]() ![]() ![]() 携帯サイトのユーザービリティ ― PC とモバイルの違いを知ることが成功の鍵この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20070328/8.html
著者:株式会社デジタルフォレスト 執筆:前野有美
国内internet.com発の記事
Web サイトで成功する人が、携帯サイトで成功するわけではない。先日も、これまで自社の Web サイトで成功してきたご担当者から、「どうもモバイルユーザーは PC ユーザーと勝手が違う。どうしたらモバイルサイトでユーザーの気持ちを惹きつけることができるのか?手がかりすらわからない」という相談を受けた。
PC とモバイルは似て非なるもの。しかしながら、企業がモバイルビジネス、あるいはモバイルコンテンツを立ち上げる際、これまでの Web 担当者をそのままモバイル担当にしてしまうケースは少なくない。突貫工事で構築する携帯サイトは、PC 版 Web サイトの横展開。これではうまく行くはずもない。 ■ターゲットの違いを知る PC でインターネット接続するユーザーが携帯でインターネット接続するわけでは無いことはご存知だろうか。PC と携帯は補完関係とは言えないのだ。携帯を活用するユーザーが、携帯サイトでは不十分な情報を得るためにPC で Web サイトを見ることは少ない。 逆に、主に PC でインターネット接続するユーザーが、携帯サイトを利用することも少ない。一般に、携帯ユーザーは、F0層(女子高生)からF1層(34歳女性まで)と言われている(最近では40代主婦の利用も増えてきている)が、この携帯利用者は PC 利用者とは重複しないから、PC の利用者層を想定して携帯サイトを構築しても、うまく行かないのは当然である。 ■携帯サイトのユーザービリティを知る また、ターゲットが異なるだけでなく、PC と携帯ではユーザービリティが異なる。例えば操作性を挙げてみると、PC はマウス操作がメインだが携帯はキー操作がメイン。画面の大きさも解像度も異なる。PC だと解像度も画面も大きいので、ヴィジュアルに訴えることが効果的だが、携帯の場合は画面が小さい上に表示できる容量にも上限があるので、いかに洗練された少ないコピーで訴求するかが肝となってくる。 携帯の小さな画面には多くの情報を載せることができないから、ついページ数を増やしてしまいたくなるが、キー操作で小さく単調な画面を読み続けるのは、よほどの根気が無いと難しいので、携帯サイトでは階層は浅くした方が良い。こう述べると、携帯は PC に比べ不利な点が多いように感じるが、実は携帯サイトならではの利点もある。 PC 画面では、目線を自由に泳がすことができるが、携帯の場合は最初に上部を見て、その後は目線を下に移すしかない。ユーザーは強制的に文字を読まされることになるので、上部に効果的にコピーが配置され、全体のストーリーがきちんと作れていればコンバージョンの確率が高くなる。 このように、携帯サイト構築時には特有のターゲットやユーザービリティを配慮することは必須だが、コツさえ掴んでしまえば、携帯サイトの方が PC 版Webサイトよりもずっと楽に成果を上げることができる。携帯サイトの効果がなかなか上がらないと嘆く担当者のために、以下、留意点をまとめるので参考にして欲しい。 ◆携帯サイト構築時の留意点 ・キー操作を意識して設計する ・画面も容量も小さいので、文字を主体とする ・構造を浅くする ・大事な情報は上部に置く(ユーザーの目線は上から下へ流れる) ・無駄な情報は切り捨て、ストーリー性を大事にする (株式会社デジタルフォレスト コンサルティング部 部長 前野有美) 記事提供:株式会社デジタルフォレスト
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