WIRED と Xerox、読者の写真を WIRED の表紙にするキャンペーン雑誌の出版は、今や電子媒体と印刷媒体のハイブリッド化を実践する場所となっている。多くの雑誌出版社はこれまで、生き残りをかけて、オンラインのユーザーの関心を引くだけでなく紙の雑誌も必要だと思わせるような Web サイトを作らなければならなかった。
しかし今、出版社は「Web 2.0」の動きから学んだ教訓に耳を傾け始めた。そして、読者が出版社の Web サイトに求めているカスタマイズ機能を紙の雑誌にも追加したら、読者の関心を印刷媒体に引き寄せられるかもしれないと気づいたのだ。 この考え方は、印刷媒体からもっとカスタマイズされた (つまり、個人に的を絞った) オンライン販売広告に移行しつつある広告主の注意を引いた。 『WIRED』誌の統合マーケティング担当ディレクタ Josh Stinchcomb 氏は、オンライン広告とオフライン広告の統合が進んで、広告主が両者をあまり区別しなくなってきていることを認めている。「それでも、オンラインとオフラインの戦略が互いに大きく影響し合うような広告を作ることはめったにない」と Stinchcomb 氏は言う。 しかし、WIRED はこれに挑戦した。3月に WIRED は Xerox と共同で、購読者が送ってきた写真を7月号の表紙に印刷するというキャンペーンを展開した。4日間で1万1000人の購読者がキャンペーン用 Web サイトに殺到し、予定より早く受け付けを終了しなければならないほどだった。 WIRED は適切と思われる先着5000人分の写真を選び、Xerox が最近買収した XMPie のソフトウェア『PersonalEffect』を使って、すべての写真を Xerox の印刷機『iGen3 90 Digital Production Press』で印刷する。 送られてきた写真には、購読者たちが自分の子供やペットと一緒にカメラの前で大げさな演技をして写っている。彼らはみな、家のポストを開けて表紙になじみの顔が印刷された WIRED 誌を見る瞬間を心待ちにしているようだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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