japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2007年4月23日 09:00

複数のプライバシ保護団体が Google の DoubleClick 買収に反発

著者Roy Markオリジナル版を読む海外海外発
インターネット上のプライバシ保護活動などに取り組む Electronic Privacy Information Center (EPIC)、Center for Digital Democracy (CDD)、および U.S. Public Interest Research Group (U.S. PIRG) の3団体は20日、米連邦取引委員会 (FTC) に対し、Google (NASDAQ:GOOG) の DoubleClick (株式非公開) 買収について、Google がプライバシ保護対策の強化に同意しない限り、承認しないよう求める申し立てを行なった。

各団体は、買収を無条件で承認すれば、インターネット ユーザーの行動を「記録、分析、追跡、プロファイル」するかつてないほどの能力を、Google が持つことになると主張した。これに対し Google と DoubleClick は、即座に否定するコメントを発表している。

各団体の申し立てによれば、「Google の DoubleClick 買収案は、消費者のインターネット活動に関する情報について、世界中のどの企業よりも多く収集する力を単一の企業に与えるものだ。さらに Google は、自社の収集する個人データに関し、プライバシとセキュリティを守り、正確さを保つという法的義務を事実上負うことなく活動することになる」という。

また申し立てを行なった3団体は、少なくとも一部のデータが個人を特定できるものだとも主張する。

しかし DoubleClick は20日に発表した声明の中で、「当社が収集したあらゆる情報は、現在はもちろん、今後も引き続き顧客にその所有権がある。当社の顧客契約にあるほかの条項と同様、所有権も買収によって何ら影響を受けることはない」と強調した。

DoubleClick はさらに、次のように述べている。「当社の収集したデータを、Google が自らの検索データと照合することはできない。当社には、そのような目的で顧客のデータを使用する権利がないからだ」

Google の法務顧問代理 Nicole Wong 氏は、今回の申し立てについて、「事実無根で法的にも根拠を欠く」とする声明を発表した。Wong 氏は、この申し立てが「一般的なプライバシ基準に従っていないという具体的な行為を、一切特定していない」と述べた。

申し立てを行なった3団体は DoubleClick に対し、ユーザーを特定できるクッキーや「その他持続性のある匿名情報」を、買収によって Google に渡す前にすべての記録およびデータベースから削除するよう求めている。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.