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AOL のポータルサイト『AOL.com』刷新作業が進行中ダイヤルアップのインターネット サービス プロバイダ (ISP) から無料ポータルへと、ビジネスモデルを転換中の AOL は、その中核をなすポータルサイト『AOL.com』を非常に馴染み深い形に刷新するべく試験を行なっている。
新装 AOL.com は、今夏より一般公開の予定だ。しかし現在のところ、AOL はユーザーの反応をうまく把握するため、たまたま出くわした一部のビジター以外には、新装 AOL.com へのアクセスを制限している。 新 AOL.com のルック&フィールは、Yahoo! (NASDAQ:YHOO) の新しい「Web 2.0」風の印象を備えたフロントページの見た目に酷似している。Yahoo! は昨年、同社ポータルのルック&フィールを刷新している。両サイトのレイアウトと構造は、ほとんど同じだ。 AOL のポータルサイト担当副社長 David Liu 氏によると、Web デザインの一般的な要素を考えると、類似するのは仕方のないことだという。Liu 氏は取材に応えて、次のように述べた。「この業界にはポータル要素が多数存在するが、人々がそれらを標準と呼べるまで開発を進めてきたため、非常に似通ってしまうに過ぎないと思う」 ただし、Yahoo! と AOL のポータルには、いくつか異なる点があると同氏は付け加えた。たとえば、複数の記事をスクロール表示するする動的なニュースウィンドウや、ユーザーが AOL.com のページ構成モジュールを自分のページ上で使用できる機能などだ。これはシンジケート戦略の一環だが、トラフィックを自社ポータルに誘導するという考え方に反するように見える。 AOL の戦略は、トラフィックを直接 AOL.com に誘導するのではなく、さまざまなモジュールを利用可能にして、人々がそれを自分のホームページに組み込めるようにするというものだ。動画検索機能はすでに提供済みで、AOL はさらに、ニュースおよび楽曲の検索機能を追加提供する計画だ。Liu 氏は、インターネットの成熟に伴い人々の指向が分散化して、最初にアクセスする場としてポータルサイトを位置付けるのは難しい状況だとし、モジュール提供により、分散化した流れの中でトラフィックを AOL.com に引き戻せると述べた。 AOL は、より多くのモジュールを組み込んだ新装『MyAOL』の提供を今夏に控えている。今のところ MyAOL は、単なるフィードリーダーに過ぎないが、6月の新装時には、『My Yahoo!』や Google の『Personalized Homepage』に類似した、より包括的で様々な情報を一括して参照できる場になる。 関連記事
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