Microsoft、オンライン広告企業 24/7 Real Media の買収を検討か?Microsoft (NASDAQ:MSFT) が、オンライン広告と検索マーケティングを手がける 24/7 Real Media (NASDAQ:TFSM) の買収に向けて交渉中だという噂が流れている。
『New York Post』紙は1日、Microsoft が10億ドルで 24/7 Real Media の買収を検討していると報じた。アナリストたちは 24/7 Real Media の価値をおよそ6億ドルと考えている。この報道によると、広告グループの WPP Group も 24/7 Real Media の買収に乗り出しているという。 Microsoft の広報担当は「噂や憶測に対するコメント」は差し控えると述べた。また、24/7 Real Media からもコメントは得られなかった。 インターネット企業は利益の大きいオンライン広告市場の争奪戦を繰り広げているが、24/7 Real Media はその中で注目を浴びた最新の事例だ。Google と Yahoo! はすでに同じような買収を発表しているが、このことは Microsoft にとって、優良企業を買収しそこなう前にオンライン広告市場に参入するよう促す新たな圧力となっている。 Google は2007年4月13日、31億ドルで DoubleClick を買収するという最終合意を発表した。また Yahoo! は、すでに一部株式を取得していた Right Media の残り80%の株式を、現金と株式合わせて6億8000万ドルで買収することを4月30日に発表したばかりだ。 市場に参入するための買収を求める圧力は高いものの、今回の噂に対しては慎重な見方をするアナリストもいる。 「この買収話は、Microsoft の買収パターンに合っているとは言えない」と、調査会社 Directions on Microsoft のアナリスト Matt Rusoff 氏は取材に対して述べている。「Microsoft が行なう買収には2つのパターンがある。1つは非常に大規模な買収を仕掛けて、新しいビジネスにすばやく参入しようとするパターン。もう1つは、株式を公開していない小規模な企業を買収し、その企業が持つ技術を手に入れようとするパターンだ。今回のオンライン広告企業はどちらのパターンにもあてはまらない。2番目のパターンにしては企業の規模が大きすぎる。もちろん、他の企業はいずれも買収を行なっているのだが」と Rusoff 氏は言う。 ただし、Microsoft がオンライン広告ビジネスに参入したがっているのは明らかだと Rusoff 氏は続ける。「Microsoft は、今後10年間の収入源としてインターネット広告に関心を示している。年間100億ドルを稼ぐ『Windows』と『Office』に代わる新たな収入源にしたがっているのだと思う」と Rusoff 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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