Microsoft (NASDAQ:MSFT) は7日、Web メールサービス『MSN Hotmail』の装いを改め、『Windows Live Hotmail』としてサービスを開始した。これは、MSN Hotmail が1996年に登場して以来最大のアップグレードだ。
Eメールは消費者の多くが購買行動のきっかけを得る場になっており、広告主も消費者に対して効果的な露出が可能な場所を求めている。そのため Microsoft は、Windows Live Hotmail を同社のオンライン広告事業における重要なチャンネルにしたい考えだ。
Windows Live Hotmail は、従来版サービスで2億8000万人ものユーザー基盤を得ており、同様に Web メールサービスを提供し、オンライン広告業界で競合する Google (NASDAQ:GOOG) や Yahoo! (NASDAQ:YHOO) との競争を支える上で、十分大きな力を持ったツールになりそうだ。
Microsoft は Web メールのユーザー数を増やし、広告ツールとして役立てるため、MSN Hotmail では主に利便性と保存容量の拡大を進めてきた。一方 Windows Live Hotmail は、携帯電話や Eメール クライアントによるアクセス性を備えている。
また Microsoft は今月中に、同社の Eメール クライアント『Outlook』を通じて Windows Live Hotmail を利用できる『Outlook Connector』のベータ版をリリースする。Outlook Connector により、連絡先や Eメールやフォルダ構成を完全に同期できる。
Microsoft は、『Outlook Express』や『Windows Mail』といった OS 標準添付の Eメール クライアントの後継ツールとして、無料でダウンロードして利用できる Eメール クライアント『Windows Live Mail』のベータ版も、今後数週間以内にリリースする。