AOL、モバイル広告市場の活性化を見越して新たな企業買収携帯機器からインターネットを利用しているユーザーの数は、まだ多いとは言えないが、普及拡大を見越して、そこから利益を上げようと準備を整えつつある企業の数は多い。そうした動きの1つが、今回の買収案件だ。
AOL は15日、モバイル広告ソリューション会社 Third Screen Media を買収したと発表した。Third Screen Media は、モバイル広告ネットワークと、広告配信/管理用プラットフォームのプロバイダだ。買収の金銭的条件は明らかになっていない。 Third Screen Media は、広告主、広告配置先、移動体通信事業者を共通のプラットフォームで結びつけ、『WAP』(Wireless Access Protocol) やダウンロード型アプリケーション、ショートメッセージ サービス (SMS)、マルチメディア メッセージング サービス (MMS)、モバイル動画などを通じた広告配信と広告の管理を実現している。 AOL によれば、Third Screen Media のネットワークには、数十社に及ぶブランド広告主のほか、100社を超えるモバイル Web コンテンツ運用業者、そして複数の移動体通信事業者が参加しているという。 AOL は、参加企業の数が急激に伸びるという十分な見通しを持っている。 同社はその根拠として、市場調査会社 eMarketer の調査レポートを挙げた。同社の予測によると、米国のモバイル広告市場は、2006年の4億2100万ドルから2011年には47億ドル規模に達し、世界的にも同市場の規模は2011年に113億ドルに膨らむという。 買収に伴い、Third Screen Media は AOL のオンライン広告部門 Advertising.com の完全子会社となり、引き続き現在の拠点のまま活動を続ける。 関連記事 最新トップニュース
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