FTC、Google の DoubleClick 買収に関して調査着手へ31億ドルに及ぶ Google の DoubleClick 買収計画について、米連邦取引委員会 (FTC) が独禁法に抵触するおそれがないか調査に乗り出す。この買収案件は、オンライン広告業界の最大手2社が合流するというものだ。
FTC の広報担当は28日、すべての調査は非公開だと述べたが、この買収について調査に着手することは認めた。Google と DoubleClick の合併に詳しい消息筋は取材に対し、FTC の調査が買収を阻む結果になることは滅多にないと語った。 Google (NASDAQ:GOOG) と DoubleClick (株式非公開) は、ともにオンライン広告事業を展開しているが、それぞれのやり方は異なっている。Google の広告掲載プログラム『AdSense』は、コンテンツから自動的に抽出したキーワードに連動して広告リンクを配信するのに対し、DoubleClick は、ターゲット化したバナー広告を人気サイトに掲載する。 Google の上級弁護士 Dan Harrison 氏は、声明の中で次のように述べている。「さらに深く調査することにより、この買収は競争性に何らリスクをもたらさないと FTC が結論を下し、買収を承認するはずだと当社は確信している」 Google は、4月に DoubleClick 買収を発表した後、買収実施について FTC と米司法省 (DoJ) に知らせるため、独占禁止法『Hart-Scott-Rodino Act』に基づく必要書類を提出した。FTC と DoJ は、書類提出後30日間で、調査を行なうのが妥当か否か、そしてどちらが調査を行なうか判断することになっている。 その判断期間が26日に終了し、FTC は Google と DoubleClick に対し、この買収に関するさらなる情報を求めると通知した。 Harrison 氏は Google の声明の中で、多数の独立系アナリストおよび学者が、この買収案件について検討し、「オンライン広告業界は、ダイナミックかつ発展中の分野だ」との結論を出していると述べた。 Harrison 氏はさらに、Google が DoubleClick を買収すると発表した後、オンライン広告業界では、Microsoft が aQuantive を60億ドルで買収するという話や、Yahoo! が Right Media を6億8000万ドルで買収するという話など、立て続けに大型の買収発表があったことを指摘した。 Harrison 氏は、「この業界における競争の活発化により、消費者はより適切な広告を受け取り、広告主と広告掲載サイトはより多くの選択肢を得られる」と述べた。 関連記事 最新トップニュース
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