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2007年6月20日 11:00
Yahoo! の経営トップ交代発表から一夜明け、株式市場は冷静に18日の株取引終了後に経営トップ交代を発表した Yahoo! (NASDAQ:YHOO) の株価は、19日の取引開始早々に上昇したが、その後値を戻した。新経営陣は失った市場シェアを取り戻せるのか、そして大型合併や大型提携につながる可能性はあるのか、そうした疑問を投資家たちが抱いた結果だ。
19日午前の取引開始時に高値を記録した Yahoo! 株だが、その後の値動きは終日守勢が続き、時間外取引における値上がり分が帳消しになった。さらには、経営陣交代発表の噂が流れ始めた18日株取引時間内の上昇分も、一部が相殺された。 Yahoo! の株価は、検索分野の競合相手 Google (NASDAQ:GOOG) が株式を公開した2004年8月から、あまり変化していない。Google の株価は公開以来、400%以上も上昇している。決算報告からも、同様の状況が見てとれる。Yahoo! のトラフィック獲得コスト (TAC) 差し引き後の売上は、2005年から2006年の間に68%増加したが、同じ期間の Google の売上増加率は371%だった。comScore の統計によれば、Google は現在、米国の検索市場シェアの半分近くを占めているが、Yahoo! のシェアは27%前後で停滞しているという。 アナリストは全般的に、かつて Yahoo! のトップを務めていた Jerry Yang 氏が CEO (最高経営責任者) として再び同社を率いることを、好意的に受け止めている。これは、Apple (NASDAQ:AAPL) の Steve Jobs 氏が CEO に復帰した事例や、Dell (NASDAQ:DELL) の Michael Dell 氏が CEO に復帰した事例で、それぞれ好結果をもたらしているためだ。だが、Yahoo! は強い逆風を受けているとの指摘もある。また、同社がグラフィック広告の低迷を理由に売上見通しで弱含んだことから、アナリストらによる売上予測も低いものになっている。ただし Yahoo! によれば、新しい検索連動広告プラットフォームは好調だという。 関連記事
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