オープンな広告市場を目指し、Yahoo! が新しい広告サービスを投入Yahoo! をどこかが買収するとしたら、それは Microsoft なのか Google か、はたまた News Corporation かと、ネットで憶測が飛び交う一方、新しく CEO に就任した Jerry Yang 氏と社長の Susan Decker 氏には進めるべき業務がある。彼らの戦略は、前 CEO の Terry Semel 氏が推進したメディア企業という路線から、プラットフォームをもつ技術企業へと転換させることだ。
今後数週間のうちに Yahoo! が新しい広告サービスを打ち出すことが取材で明らかになった。Yahoo! のサイトを訪れる月間約5億人のユーザーの行動を分析した結果を、広告主や広告掲載サイトと共有するためのものだという。 同社の広報担当者によると新しい広告サービスは、「高度にターゲット化」された表示広告を通じて、広告主が「非プレミアム」のダイレクト レスポンス広告キャンペーンを作成できるようになるのが特徴の1つだという。ターゲットの絞り込みは、Yahoo! のサイトを訪れたユーザーがどのように振る舞うかを細かく観察、測定して、判明した行動傾向に基づいて行なわれる、と広報担当者は語った。 Yahoo! は同社のネットワークと、Comcast や eBay、新聞各社などの提携企業で市場開拓を希望する広告主に対して、行動分析に基づくターゲット広告を提供する計画だ。 先ごろ Yahoo! は Right Media の買収を発表しており、これによって獲得したオークション形式の広告枠売買システム『Right Media Exchange』に参加した広告主と広告掲載サイトが、行動分析による絞込みツールを共有できるようにする、という考え方もある。ただし、合併後の事業についてどの程度まで計画を立てられるかは、現在進められている米連邦取引委員会 (FTC) の審査しだいだと広報担当者は言う。 新しい行動分析型ターゲット広告と、それを Yahoo! の広告枠売買システムに参加した広告主および広告掲載サイトに提供しようという試みは、Decker 氏の戦略を反映したものだ。新経営陣を発表した18日の電話会見で Decker 氏は、Yahoo! を「業界で最もオープンでアクセスしやすく活気溢れる広告市場」にするというビジョンを語った。 関連記事 最新トップニュース
|
|