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2007年6月29日 11:00

Web ビデオチャンネルの潜在的可能性は、まだ99%が未開発

著者David Needleオリジナル版を読む海外海外発
次の『YouTube』を手にするのは誰か。Magnify.net の CEO を務める Steve Rosenbaum 氏は、カリフォルニア州サンノゼで開催された『Web Video Summit 2007』(6月27-28日) の参加者に向かって、単純明快に答えた。「あなただ」

Rosenbaum 氏は、何年か先には、これまでのようにネットワークテレビ局だけにメディアが集中するのではなく、数百万とはいかないまでも、数千におよぶビデオチャネルやプラットフォームが Web 上に作られるだろうと述べた。Rosenbaum 氏の Magnify.net では、さまざまな分野のニッチなビデオコンテンツを備えたビデオサイトを作ることができる。現在、6000を越えるサイトが作られており、その数は急速に拡大している。同社はまた、コンテンツ製作者と広告収入を半分ずつ分け合っている。

Web Video Summit は Jupitermedia の主催で公式 Web サイトも同社が運営しており、参加しているのは、Magnify.net をはじめとする新興企業や多少安定した地位を得てきた企業などだ。Magnify.net から送り出されたサイトの中で最もトラフィックが多いのは『RC Universe』で、登録ユーザーはなんと30万人にのぼる。ちなみに、このサイトが提供しているのは、ラジコンの飛行機や自動車が収録されたこのようなビデオだ。

会場では、ユーザーが製作したビデオやビデオの製作ツールに関する論議が渦巻いており、Rosenbaum 氏は熱心な聴衆に迎えられた。

このテーマ分野については今後さらに進展が見込まれている。Pixel Corps の主任アーキテクト Alex Lindsay 氏は取材に対し、「Web ビデオについて今の段階で言いすぎるわけにはいかないが、今後10年間で最大級の市場になると私は思う」と語った。会場で講演した Lindsay 氏は、Pixel Corps を含むさまざまなビデオ関連新興企業について、ビデオに関わる人たちにトレーニングの機会とオンライン コミュニティを提供する、「次世代の職人……デジタル職人のためのギルド」だと述べた。

Lindsay 氏がこの市場の可能性をこれほど大きく評価する理由は、YouTube などのビデオ関連サイトが人気を集めているとはいえ、潜在する可能性はまだほとんど開発されていないからだ。「最終的には、あらゆるものにビデオのコンテンツやビデオを組み合わせたコンテンツが必要となるだろうが、その仕事の99%以上はまだなされていないと言っていい」と、Lindsay 氏は述べた。

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