AOL、行動分析に基づくターゲット広告会社の買収へAOL は24日、行動分析に基づくターゲット広告ネットワーク会社の TACODA を買収すると発表した。買収金額は明らかになっていない。
TACODA は、消費者のオンライン行動に基づいて広告を配信するソフトウェアを手がけている。AOL 社長兼 COO の Ron Grant 氏は声明の中で、今回の買収により、広告主や広告掲載サイトの利益に適うよう、より「正確にターゲットを絞った」広告を消費者に届けられるようになるという。 また AOL は、自社のサードパーティ ディスプレイ広告ネットワークの到達範囲拡大にも、TACODA の技術を利用する。 2006年以降、ISP から無料の広告支援型 Web ポータルへと転身を進めている AOL だが、ここ数件の戦略的買収により、成功の可能性を高めてきた。 AOL は今年前半に、モバイル広告ネットワークおよびモバイル ソフトウェアの Third Screen Media と、ドイツの国際的なオンライン広告配信会社 AdTech を買収している。 TACODA 買収により、AOL は成長著しい行動分析型ターゲット広告市場に進出することになる。eMarketer の上級アナリスト David Hallerman 氏は、6月に発表した報告書の中で、2006年には3億5000万ドル規模だった行動分析型ターゲット広告市場が、2011年までに38億ドル規模に達するとの予測を示した。 Hallerman 氏によれば、行動分析に基づいてターゲットを絞ることで、広告主は少ないインプレッション数で、関心の深い消費者により多く接触できる上、広告掲載サイトは、残されたインプレッションから利益を得られるという。また Hallerman 氏は、よりニーズに適った広告になる傾向があるとして、ターゲット広告を歓迎している。 TACODA はニューヨークに本拠を置き、従業員は約100名を数える。AOL によれば、買収後は AOL の完全子会社として活動するという。買収手続きの完了予定日は明らかになっていない。 関連記事 最新トップニュース
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