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2007年8月22日 11:10 |
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WAN アプリケーション配信製品市場、2011年には110億円――IDC Japan
著者: japan.internet.com 編集部 プリンター用 記事を転送
▼2007年8月22日 11:10 付の記事
□国内internet.com発の記事
IDC Japan 株式会社は21日、国内 WAN アプリケーション配信製品市場の2006年の分析と2007年から2011年の市場規模予測に関する調査結果を発表した。これによると、2011年には市場規模が110億円に達し、2006年から2011年の年間平均成長率(CAGR)は14.0%になると IDC では予測している。
WAN アプリケーション配信製品は、企業ネットワークの広帯域化によって、WAN を介した企業アプリケーションの利用の増加により関心が高まっている。WAN を介したアプリケーション利用の背景には、企業のサーバー統合の動きや、企業システムの Web 化、さらには、事業継続性の観点から、ディザスターリカバリーとして遠距離データセンター間での大容量バックアップの実施、あるいは検討が進んでいる点も、WAN アプリケーション配信製品の関心が高まる要因となっている、と IDC では分析している。
2006年の国内市場を牽引したベンダーには、パケッティア、ジュニパーネットワークス、ブルーコート、リバーベッドなどが挙げられるという。
IDC では、国内 WAN アプリケーション配信製品市場の拡大は続くと予測。2007年は、市場が導入期から成長期へ移行する段階とみて、前年比45%増加の高い成長率を予測している。その後、成長率は低下しながらも2011年には110億円の市場規模に達するとみており、2006年から2011年の年間平均成長率(CAGR)は14.0%になる、と IDC では予測している。
また、短期的には製品の認知度の高まりとともに、企業内システムにおける Web アプリケーションの利用拡大や、企業のコンプライアンス強化の流れを背景としたサーバー集約やデータセンター集約の動きが、WAN アプリケーション配信製品市場の需要を促進するとする。
一方で、回線速度の向上、サーバー性能の向上とそれらのコスト低下によって、WAN アプリケーション配信製品の有効性が無効化される可能性が考えられる。現時点では、WAN アプリケーション配信製品は、その対抗手段に対して圧倒的に優位な立場には立っているとはいいがたく、市場拡大の阻害要因となることが懸念されるという。
WAN アプリケーション配信製品が、今後多くの顧客で導入が進み、市場として確立し拡大を続けていくためには、「対抗手段である回線速度増加、サーバー増設/増強に対して、明確な ROI での優位性を訴求すべきである。WAN アプリケーション配信装置導入が、サーバー増設何台分に相当するのかなど具体的な指標で導入効果を示すべきである」と IDC Japan コミュニケーションズ マーケットアナリストの草野賢一氏は分析する。
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