Microsoft が aQuantive 買収完了、今後の展望を語るオンライン広告会社 aQuantive の買収手続き完了を13日に明らかにした Microsoft だが、技術のために aQuantive を買収したわけではないと語った。
Microsoft 幹部によると、買収の目的は Microsoft の一部を、望むらくは世界最大のメディア企業に変えるためだという。 aQuantive の技術が Microsoft の広告配信プラットフォーム『adCenter』を本格化させるとみることも可能だ。Microsoft は、2006年5月に新広告プラットフォームとして adCenter を導入して以来、いずれ MSN ネットワーク内において、ユーザー行動に基づくターゲット広告配信を実現すると述べてきた。行動分析に基づくターゲット化は、各ユーザーにとって広告の適性度が高まるため、より高い広告効果を見込める。 しかし1年以上たっても、adCenter では性別/年齢層/地理情報による絞り込みしか実装していなかった。 「年齢と性別は、われわれがシステムに組み込もうとしているターゲット広告の長期的開発における最初の一歩だ」と、adCenter 担当グループ マーケティング マネージャ Brian Boland 氏は取材に応えた。「複雑すぎることで広告売買市場を混乱させたくない」 一方 aQuantive は2004年以来、主要ブランドの1つ DRIVEpm 部門を通じて、ユーザーがそれまでに取った Web サイトにおける行動をはじめ、購入活動/人口統計学データ/地理情報/接続速度などに基づき、広告のターゲット化が可能な技術を提供してきた。 Boland 氏は、Microsoft と aQuantive のどの技術要素がかみ合うのかコメントできないとし、次のように語った。「われわれが語ってきたワンストップショップ形式の広告プラットフォームを構築するため、それぞれの技術をどのようにすり合わせていくかについて、遠大な計画がある」 また Microsoft は20日、米国の adCenter 顧客向けに、コンテンツ連動広告サービス『Content Ads』のベータ版提供を開始すると発表した。Content Ads は、まず MSN ネットワークの『Real Estate』や『Money』など付加価値の高いセクションで提供し、記事などのコンテンツに並んで共通するキーワードのペイパークリック型ターゲット広告を掲載できるようになる。 順次残りの MSN コンテンツ ネットワークも「adCenter の広告主に」開放していく予定で、「同じ広告の異なる配信先を提供するものだ」と Boland 氏は述べた。また、Content Ads で広告配信が可能な MSN 以外のコンテンツ パートナーも更に求めていくという。 関連記事 最新トップニュース
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