japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2007年8月24日 16:00

「市場の牽引役 x86 サーバーが需要停滞期入り」――IDC Japan

IDC Japan 株式会社は24日、2007年第2四半期(4〜6月)の国内サーバー市場動向を発表した。これによると、市場規模は前年同期比7.4%減の1,298億円、4期連続のマイナス成長となった。また、出荷台数は前年同期比12.2%減の12万1,000台、18四半期ぶりの2桁マイナス成長となった。

IDC Japan によると、市場の牽引役であった x86 サーバーが需要停滞期に入ったとのことだ。出荷台数は前年同期比11.6%減で、2期連続のマイナス成長となった。その主要因は、大企業による更新需要が谷間に入ったことと、新規の大口需要が一巡したことだと、同社は分析している。

IDC Japan のサーバー グループマネージャーである中村正弘氏は、次のように述べている。

「現在の需要停滞は、製品の買い替えサイクルによる周期的な要因が大きいとみている。この仮定が正しいとすれば、x86 サーバーの需要は遅くとも2008年第1四半期には再び上向くものと考えられる」

今期の x86 サーバーは、出荷金額では前年同期実績をわずかに上回った。前期と同様に、単価が上昇傾向にあるという。性能が著しく向上しているため、その処理性能に見合った量のメモリーを搭載するなどリッチな構成で購入されるケースが増えており、これが単価の押し上げ要因になっているとのことだ。IDC Japan では、この傾向が今後も継続する可能性が高いとみている。

製品分野別では、プラス成長を達成したのは x86 サーバーだけだったという。RISC&IA64 サーバーは、前年同期比16.4%減だった。IA64 サーバーは単独でもマイナス成長だった。IA64 サーバーが前年同期割れになるのは、最近4四半期で3回目。大型案件以外に、有力な成長要因がなくなっているという。

一方、メインフレームは前年同期比1.1%減にとどまった。1桁のマイナス成長またはプラス成長が、5四半期続いている。前期と同様、今期も金融業向けの出荷が好調だったという。

ベンダー別では、IBM が2四半期ぶりに首位に返り咲いた。RISC サーバーが好調、x86 サーバーとメインフレームも堅調だった。2位は、3期連続で日本 HP が確保した。RISC&IA64 サーバーは比較的堅調だったが、x86 サーバーが不振だった。前期1位だった富士通は3位に後退した。x86 サーバーとメインフレームが好調だった。なお、上位ベンダーでプラス成長を達成したのは、日立製作所とデルだった。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】au 版「GALAXY」の実力は?--ISW11SC 速攻レビュー
【特別連載企画】au 版「GALAXY」の実力は?--ISW11SC 速攻レビュー KDDI(au)から、NTT ドコモの人気スマートフォン「GALAXY S II」を大幅に進展させた「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」が発売される。サムスンがこれまでに蓄積してきたノウハウが詰まった本機の実力をレポートする。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
フリーランスな人が多い今だからこそ…「FREELANCE THANKS」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.